フリーテンポの音素材にテンポを合わせる

今回は、Studio Oneで音源のテンポにシーケンステンポを合わせる方法を紹介します。

Studio Oneで音源のテンポにシーケンステンポを合わせる方法

フリーテンポ音源をsongに取り込んだ後、
●メイン画面でPCキーボード F4を押し情報ウインドウを出す
●音源のトラックのタイムストレッチを「追従しない」にする 





●音源イベントを選択した状態でタイムルーラーを曲頭に持っていき、TABキーを1回押す
→すると最初のトランジェント(最初の音のアタック)にルーラーが移動するので、そこでOption+X(Mac)/ Alt+X(Win)で無音部分を削除
●最初の音が1小節目の1拍目にくるようにオーディオイベントを移動する(最初の音が1拍目でない場合は1拍目になる音を1小節頭に合わせておくと後で楽です)
●「テンポ」と書いてあるところをタップして曲のテンポをザックリ合わせる 



●テンポを表示してください 



●オーディオイベントを選択し、オーディオメニュー→トランジェントを検出 を選択
→拍頭や拍裏に縦線が入ります
ここからマニュアルでテンポを合わせていきます!

マニュアルでテンポを合わせる方法

●テンポを表示している線の上にカーソルを持っていきCommand(Mac)/Ctrlキー(Win)を押すと、アイコンが左右の矢印と時計が合わさった絵に変わります
●例えば2小節目の1拍目のテンポ線の上でCtrl+クリックしたまま、オーディオ上の2小節1拍目のトランジェントのところまでドラッグすれば2小節1拍目のシーケンスとオーディオが一致します。 



●この作業を、目視で拍がずれているポイント全部に対して行います。ズレが大きめなポイントを合わせれば大体OKになると思います。

最後の仕上げ

再生してみて、クリックとオーディオのテンポが合っていれば、
●オーディオイベントを選択し、Command+B(Mac)/Ctrl+B(Win)を押しバウンスする

これでオーディオファイルにテンポマップが記録されました。
確認のため、オーディオイベントを選び、右クリック→ファイルテンポ「マップ」 になっていればOKです。
●書き込んだテンポ情報を削除
●最初に設定したテンポを「タイムストレッチ」に変更する

テンポを好みのテンポに変更すれば、オーディオファイルも追従するようになっているはずです!

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