ギターは試奏して選ぶべし!

こんにちは!
Deco Music School講師の齋藤駿平です。

今回は趣向を変えて、レッスンや豆知識関係のブログ形式ではなく、渋谷へ出かけた日でのことを載せてみようと思います。

イシバシ楽器

今月の上旬、渋谷のイシバシ楽器さんにお邪魔してきました。イシバシ楽器さんは学生の頃からお世話になっており、ギターの弦やピック、教本などを主に購入しています。去年の8月にはEVH 『Frankenstein Relic Series』も購入しました。

今回はこれといって特に目的はなかったのですが、楽曲制作の幅を広げてくれるようなギターがあれば良いなという気持ちで楽器屋巡りをしていました。現在、自分が所有しているギターはストラトタイプのものやハムバッカーのピックアップがついているものが大半なので、シングルコイル搭載のものやレスポールで面白いものがあれば使ってみたいです。

そんな中、店内を見て回っているとギブソンのコーナーに辿りつきました。円安の影響もあり、やっぱりギブソンは高いなーなんて思っていると、店員さんからのご好意で試奏させて頂くことになりました。



『Gibson Murphy Lab 1959 Les Paul Standard』&『Gibson 1958 Les Paul Stndard』の2つのモデルを試奏しました。59は100万円以上の値がついており、58は60万円以上とどちらもかなり高級ギターとなります。この価格帯のギターというのと、レスポールを触ったことがほとんどないため、未知の領域に足を踏み込んだといった感じです。

僕の中のレスポールの印象としては、重量が他のタイプのギターと比べて重く演奏しにくいイメージがありましたが、今回試奏させていただいたギターはそんなことはなく、重さが気になるということはありませんでした。59は比較的に小ぶりな設計がされており、女性でも扱いやすいようなデザインになっていました。58はネックが太くホールドしやすいデザインになっており、個人的には58の方が弾きやすいと感じました。

サウンドの特徴としては、クリーンは甘い音色で柔らかみのある音色が印象的でした。対してディストーションでは、少し掠れたような音になりヴィンテージ感満載の古き良きロックを彷彿させる音色へと変化していきました。自分は特に59の特徴的なサウンドにすごく惹かれました。Guns N’ RosesのSlashのようなセクシーでどこか切ないギターに憧れがあったため、Gibsonのレスポールに触る機会を得られて本当に嬉しかったです。また、トーンを調整することでサウンドが大幅に変わり、ついついこの音色を活かした楽曲が作れないかと想像してしまいました。

そして、なによりもUSED感のある見た目が最高にかっこいいですね。最近は綺麗な見た目のギターよりも、本体に使用感があったり、傷が所々に入っているギターに魅力を感じることが多くなりました。使い古されるくらい良いギターとも解釈できますよね。

今回、即決で購入はしませんでしたが、レスポールの魅力を身に沁みて感じたので一本は手に入れておきたいと思いました。店員さんの丁寧な対応と様々な音楽の話もでき、改めて音楽を通して人と繋がることへの素晴らしさを体感できた瞬間でもありました。



結局、普段使わないティアドロップのピックを厚さ別で何枚か購入して、家で実験することにしました笑

FENDER FLAGSHIP TOKYO



せっかく渋谷へ来たのでFENDER FLAGSHIP TOKYOにも行ってみました。去年オープンしたばかりの店舗で、楽器屋さんとは思えない高級感のある内装には様々なギターが展示されており、試奏するためのに作られた部屋もあります。様々なアンプやエフェクターも用意されているので、試奏したいギターを様々な角度から吟味するといったことが可能になっています。



ギターの神様とも呼ばれているエリック・クラプトンのギターが展示されていました。自分はクリーム時代の楽曲はもちろん、ライブ音源を主に聴くことが多いです。憧れるギタリストの一人なので、間近で実機を見ることができて嬉しかったです。他にもジェフベックやTUBEの春畑さん、ラルクのKenちゃんなどのギターも展示されており眼福でした。

それではまた来月!

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