【作詞初心者必見!】歌詞の作り方と“伝わる言葉選び”のコツ

こんにちはDECO MUSIC SCHOOL です。

せっかく歌が上手くなってきたなら、

自分の曲を作ってみたいなと思う方も多いのではないでしょうか?

今回はどうやって歌詞を書くのかについてお話していきます。

歌詞を書く前に決めておきたいこと

歌詞を書くといっても題材が何もなくてはどうしようもありません。

まずは題材を事前にある程度集めておきましょう。

そしてその曲のテーマや方向性について決めていきましょう。

誰に向けた歌詞なのかを明確にする

まずは誰に聴いてほしい曲なのか決めましょう。

身近にいるお母さんや友達でもいいですし、

特定の人物ではなく「⚪︎⚪︎な人」でもいいです。

自分に向けてでももちろん構いません。

自分が“言葉で伝える”限りは相手がいた方が、

曲がぶれずにまとまります。

曲全体のテーマと感情を整理する

曲のテーマは日常から切り取る方法が一番わかりやすいと思います。

なんか心が震えたなと思った瞬間を全てメモしておきましょう。

心が震えるトリガーになったものや出来事と、

その時の気持ちや思いついた表現なども伏せて書いておくと便利です。

例えば、道路脇の街路樹を見て悲しくなったなら

・道路脇の街路樹

・悲しい

・元カノに告白した公園にあった木に似てるから

など

箇条書きで構わないのでその時に出てくる

単語や映像を全て保存しておくようにしましょう。

いざ作業に取り掛かろうと思った時には、

内容だけでなく空気感まで全てを鮮明に思い出すことができ、

とても捗ります。

伝えたい言葉をひとつ決める

決めたテーマから連想される、

文字・単語・文章から代表者を決めてください。

その子が歌詞の繰り返される部分になったり

題名になったりしてもいいと言うつもりで選んでください。

これによって歌詞の核が決まるので、

前後の歌詞の内容がブレなくなります。





共感される歌詞の特徴

最近売れている曲の傾向として“共感できる”がキーワードになっています。

どうしたら聞き手の共感をえられるのでしょうか?

日常のリアルな感情を入れる

まずは実際に自分が経験した物事の方が書きやすいです。

想像だけでは的外れな内容になってしまうことが多いので、

共感を得たいなら、できるだけ実体験を盛り込みましょう。

音楽には、時代背景や作者の年代がとてもよく反映されます。

つまり自分の経験は同世代みんなの経験である可能性が高く

共感を呼ぶにはもってこいなんです。

情景が浮かぶ言葉を選ぶ

「いい歌詞だ!」と思ってもらうには

内容がよく理解できるものであるべきです。

聞き手がしっかりイメージできるように

“相手に伝わる”“瞬間的に風景が映像で思い浮かぶ”

言葉選びを意識してみましょう。

完璧より「人間らしさ」を残す

全員に満遍なく伝えようとしたとき、

説明しすぎてしまう場合があります。

機械的に感じられやすく、生身の人間が書く意味がなくなってしまうので

あえて説明しないようにし「人間らしさ」を残しましょう。

書いてみて、「なくても問題ないな」と思えるところはできるだけ削り

シンプルな構成にした方が伝わりやすいです。

この完璧じゃない状態だからこそ、

聞き手に想像する余地を与えることができます。





歌詞の構成を考える

内容や歌詞がある程度定まったら、構成を考えましょう。

・どういう流れならサビを一番盛り上げることができるのか

・どういう目的で作る曲なのか

を意識して構成していきましょう。

流れを決める

例えば

・Aメロ→Bメロ→サビ

・サビ→Aメロ→Bメロ 

など曲によって流れが違います。

もしSNSで流すことが目的なら曲の始まりのインパクトが大事なので

イントロなしでサビから始めた方がいいでしょう。

物語のようにじっくりと曲を進めたいなら、

イントロもつけてAメロから順に並べたほうがいいでしょう。

この流れや目的を考慮して歌詞を構成すると綺麗に仕上がります。

Aメロで物語の入り口を作る

Aメロは曲の流れを決める重要な部分です。

最初の一言でみんなを惹きつける必要があります。

もちろん歌唱力やメロディーのインパクトでアプローチするのもありですが、

歌詞でアプローチするなら「曲が始まった!」

と感じてもらえるワードチョイスが必要です。

Bメロで感情を少しずつ広げる

ここから感情を交えつつ、話を展開していきます。

サビに続くように感情の高ぶる直前まで持っていきます。

ジェットコースターでいうと、

てっぺんに着いて落ちる直前の一瞬時が止まる瞬間です。

サビで一番伝えたい言葉を届ける

ここで一番伝えたい言葉を入れます。

ここで情景を説明してしまうと、

サビ感がなくなるので控えましょう。

欲しいのは気持ちの昂りや、
色んな感情が溢れ出ているような表現
です。



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言葉選びを工夫するコツ

流れを上手く構築しても、言葉にインパクトがなさすぎると

印象の薄い曲になってしまいます。

聞き手に印象だけでも覚えてもらわないと寂しいですよね。

歌詞に“言葉遊び”をとり入れると、

作り手も聞き手も音楽がより楽しくなり、

覚えてもらいやすくなります。

そのために言葉選びを工夫しましょう。

音として気持ちいい言葉を選ぶ

言ってて気持ちいい言葉や音ってありますよね。

意味がない言葉を入れてもいいし、

上手くテーマと意味が繋がるように取り入れても

面白いと思います。

例えば Mrs.green apple/ケセラセラ には

「ツァラトゥストラ」という歌詞がありますが、

おそらく音が楽しくて入れてるんだと思います。



韻(ライム)を意識する

ラップでよく聞く技術ですが、

実はラップ曲以外でもよく使われています。

韻にも種類がたくさんありますが、

基本的には同じ母音の違う語を並べるということです。

例えば、RADWIMPS/なんでもないや



僕らタイムフライヤー(aiuuaia)

時を駆け上がるクライマー(aauuaia)

時のかくれんぼ(aue・o)はぐれっこ(aue・o)

はもういや(ia)なんだ(a)

下線部のところの母音を見比べてみてください。

似たような母音の構成になっていると思います。

最後は最初の文末に揃えて(ia)(a)であえて終わらせている

と考えられるため、そこも韻として計算に入れています。

このように似たような音を並べると、

歌詞の内容だけでなく、言葉遊びとしても面白くなります。



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難しい言葉より自然な表現を使う

どれだけ内容が良くても、どれだけ韻が踏めてても

聞き手に伝わらなければ意味がありません。

辞書で引かなきゃわからないような言葉や

専門用語ばかりが並ぶと、訳がわからなくなってしまいます。

できるだけ、みんなが理解しやすい言葉を使って歌詞を書きましょう。

歌詞を書く時に注意したいポイント

歌詞には必ずメロディーがつきます。

普通の文章よりも縛りがある分、気をつけたい部分があるんです。

言葉を詰め込みすぎない

言葉を詰め込みすぎないようにしましょう。

あまりに言葉数が多いと、メロディーがつけにくかったり複雑になります。

また、情報量が多く聞き手が処理しきれませんし

イメージを膨らます余地がなくなってしまいます。

できるだけシンプルに作りましょう。

韻を意識しすぎて意味を崩さない

韻をたくさん踏みたくなってしまうのですが、

踏みすぎて内容が上手く伝わらないと逆に白けてしまいます。

韻を踏みつつも、歌詞の内容が崩れてしまわないようにしましょう。

メロディーとのバランスを確認する

メロディーに歌詞がハマらないと気持ち悪くなってしまいます。

例えば文章が長すぎてメロディーが足りなくなると

「カエルのう たが」

のように文の変なところで切らざるを得なくなってしまうのです。

そんな時は言い回しを工夫して、文字数を調節しましょう。

歌詞作りが上達する練習方法

なんでも練習が大事です。

歌詞もたくさん書くことでどんどん上達します。

ではいろんな練習方法を紹介していきます。

毎日短いフレーズを書く習慣を作る|思いつきは全部保存

人は社会の中で生活しているからこそ、

毎日いろんな感情に触れると思います。

その一瞬の心の動きを全てメモしておくんです。

出先でかわいい親子を見つけて自分の幼少期を思い出してほっこりしたこととか、

ずっと行きたかったカフェに1人で行って注文する時のワクワクした気持ちとか…





そうやって貯めておいたメモから、

毎日ひとつ選んで歌詞を作ってみましょう。

実体験に基づいたものなので書きやすいですし、

1人でもたくさん練習できて、ストックまで作れます。

好きなアーティストの表現を分析する

自分の好きなアーティストがどんな表現をしているのか

ひとつずつ分析してみましょう。

今や歌詞をまじまじと見ながら曲を聴くことが減ってしまいましたよね。

つまり知っている歌でも実は歌詞を間違えた状態で覚えていた・内容を覚えていない

ということが往々にしてあると思います。

分析するために、ぜひ歌詞カードを見ながら聞いてみてください。

すると音楽的に面白い部分などがわかると思います。



また、その歌手の背景も調べてみてください。

例えば急に歌詞の中に「512」と出てきたとします。

なんの数字かわからないと分析できません。

じゃあその歌手の背景をすでに調べていて、

デビュー日が5/12だと知っていたら話は変わるはずです。

わざわざ「5月12日」ではなく「512」にしたのは

デビュー日が5/12だと知っている人=昔からのファン?

に向けての歌詞だからだろう

という具合に分析しやすくなるからです。



そういった意味の持たせ方ができるのも歌詞だからこそです。

録音して実際に歌いながら調整する

ある程度歌詞が仕上がったら

一度メロディーに乗せてしまうのもありです。

ただの文章として見れば違和感がなかったとしても

メロディーにすると変だなと思うことがあります。

例えば助詞や〜です。〜ます。

など無意識に入れてしまったものは

メロディーの邪魔になりやすい気がします。

文章も千差万別なので一概にそうとは言い切れませんが、

共通して言えることは、1文字が邪魔になり得るし

1文字が神の一手になり得るということです。

1音1音に意識を向けてみましょう。

そしてそれを客観的に聞いてみて、良し悪しを判断するために録音してみましょう。

よくある質問Q&A|歌詞の書き方・作り方

Q1:歌詞を書こうとしても何も思い浮かびません。どうしたらいいですか?

A:まずは日常で感じたことをメモする習慣を作るのがおすすめです。

大きな出来事ではなくても、「雨の匂いが好きだった」「帰り道が寂しかった」など、小さな感情で構いません。

その時の景色や気持ちを残しておくことで、歌詞の材料がどんどん増えていきます。

Q2:共感される歌詞を書くにはどうすればいいですか?

A:実体験をもとにしたリアルな感情を入れることが大切です。

実際に感じたことや経験したことは、同世代の人にも共通している場合が多く、自然と共感を得やすくなります。

無理にかっこつけず、自分らしい言葉で書くことを意識しましょう。

Q3:歌詞は難しい言葉を使った方がかっこよくなりますか?

A:難しい言葉よりも、伝わりやすい自然な表現の方が大切です。

聞き手がすぐに情景をイメージできる言葉の方が、印象に残りやすくなります。

専門用語や難解な表現を増やしすぎると、内容が伝わりにくくなってしまうので注意しましょう。

Q4:韻(ライム)は絶対に入れた方がいいですか?

A:必須ではありませんが、取り入れることで言葉のリズム感や印象が強くなります。

ただし、韻を意識しすぎて意味が伝わらなくなると逆効果です。

まずは内容を優先し、その上で自然に韻を入れていくのがおすすめです。

Q5:歌詞作りはセンスがないと上達できませんか?

A:歌詞作りは練習で上達できます。

毎日短いフレーズを書いたり、好きなアーティストの表現を分析したりすることで、少しずつ言葉選びや構成力が身についていきます。

最初から完璧を目指さず、とにかくたくさん書いてみることが大切です。

まとめ

歌詞を書くときは、まず誰に向けた曲なのか、

どんなテーマや感情を届けたいのかを整理することが大切です。

日常の中で心が動いた瞬間をメモしておくことで、

情景や感情が伝わりやすい歌詞を作りやすくなるでしょう。

また共感される歌詞にするには、実体験をもとにしたリアルな感情や、

聞き手が映像として思い浮かべられる言葉選びがポイントになってきます。

歌詞を書くって練習できることなのかな?

完全にセンスじゃないの?と思いがちですが

回数を重ねることで少しずつですが確実に上達していきます。

ぜひ、この記事を参考に挑戦してみてください。



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