Vtuberって稼げるの?
こんにちは!
DECO MUSIC SCHOOLのれいなです!
冬の寒さも本格化し、日中でもかなり寒い日が続いていますね。
体調も崩しやすい時期ですので、お身体にお気をつけてお過ごしください。
さて、今回はVtuberのリアルな収益事情について書かせていただきます。
Vtuberの主な収入源とは
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Vtuberの収益は、単に「スパチャをもらう」だけではありません。
実際には、複数の収益源を組み合わせて活動を成り立たせている人が多いです。
以下にまとめていきます。
- Super Chat (投げ銭)
: YouTubeのライブ配信中に視聴者が金額を指定して送る機能で、人気Vtuberでは一晩で数十万円を超えることもあります。ただし、YouTubeと事務所の取り分があるため、個人Vtuberの場合実際に手元に残るのはその7割程度です。 - メンバーシップ(月額制ファンクラブ)
:ファンが月額490円〜の課金でメンバー限定配信や限定スタンプを楽しむという仕組みです。100人のメンバーがいれば、毎月約5万円前後の安定収益となります。 - 企業案件
:新作ゲームの実況や商品紹介など、案件1本で数万円〜数十万円が支払われることもあります。登録者数や影響力が大きいほど単価も上がる仕組みになっています。X(旧Twitter)等に個人Vtuber向けの案件をまとめてくれている人もいるので、ぜひ確認してみてください! - グッズやボイスの販売
:個人勢でもBOOTHやSUZURIなどを使えば、デジタルボイスやアクリルスタンドの販売が可能です。固定ファンが多いほど、ここが大きな収益柱になります。また、誕生日や何周年記念といった際には記念の限定グッズの販売もできるため、大きな収益源になり得ます。 - YouTube広告収益
:動画の再生数に応じて支払われます。
収益化までのハードル
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まず最初に立ちはだかるのが 初期投資の問題です。
Live2Dモデルの制作費は依頼先によっては8万円〜40万円ほどになります。
加えて、マイクやオーディオインターフェース、PC周辺機器などの機材を揃えるとなると、30万円を超えることも珍しくありません。
ここに関してはまた次回以降のブログで詳しく触れさせていただきます。
次に問題となるのが、チャンネル成長の停滞です。
登録者1000人を超えるまでが最も厳しい段階で、視聴者を増やすためには配信の質・頻度・サムネイル・タイトル作りなど、総合的な工夫が必要です。
ただ配信するだけでは見てもらえません。
さらに、収益化後にも「継続の壁」が待っています。
数字が伸び悩む時期や、リアルの生活との両立でモチベーションが下がる人も多いです。
実際、1年以内に活動をやめてしまう個人勢はかなりの割合を占めています。
つまり、「収益化できるVtuber」と「できないVtuber」の違いは、才能ではなく、戦略と継続力にあります。
最後に
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Vtuberの世界はすでに飽和しています。
雑談・歌・ゲーム実況だけでは埋もれてしまうため、「ASMR特化」「英語で日本文化紹介」「昭和歌謡好き」など、明確なテーマを持つことでファンがつきやすくなります。
自身の強みを見つけて、しっかりと戦略を立てていきましょう!
また、YouTubeだけで戦うのは難しい時代です。
X(旧Twitter)やTikTokで短尺動画を投稿し、自分のキャラや魅力を知ってもらう工夫も必要です。
特にショート動画は新規ファンの入口として非常に強力なので、どんどん活用していきましょう!
スパチャをもらうよりも大切なのは、「また会いたい」と思ってもらう関係を築くことです。
コメントへの反応やファンアート紹介、配信の雰囲気作りなど、地道な積み重ねが“信頼”と“継続支援”に繋がっていきます。
Vtuberとして収益を得ることは、決して夢物語ではありません。
しかしそれは、登録者数や再生回数という「数字」だけを追う戦いではなく、自分の世界観をどう表現し、誰と繋がっていくかという“人との関係づくり”の延長線上にあるものです。
個人勢であっても、戦略的に活動を続ければ確実に結果は出ます。
大切なのは「何を売るか」ではなく、「どんな自分を届けるか」です。
収益化は、その答えを見つけるための通過点にすぎないので、焦らず着実に取り組んでいきましょう!
