個人勢Vtuberとして活動を始めるためには

こんにちは! DECO MUSIC SCHOOLのれいなです!

今回は個人勢Vtuberとして活動を始めるにあたって必要なことについて書いていきたいと思います。

個人勢Vtuberとは?

「個人勢Vtuber」とは、企業や事務所に所属せず、自分自身で配信・動画制作・宣伝までを行うVtuberのことです。

自由度が高い一方で全てを一人でこなす必要があるため、戦略と継続力が求められるのが特徴です。

まず一番重要になるのが「世界観とキャラクター設定」です。

なぜこの姿で活動をするのか、どんな人に届けたいのか…

ここを明確にすることで、活動全体に一貫性が生まれます。

例えば、「猫耳のストリート系女子」「レトロゲームが好きな幽霊」など、「一言で伝わる個性」を作るのがポイントになってきます。

ここで大切なのが、「自身と乖離しすぎたキャラクターにしないこと」です。

理想をしっかりと持ちつつも無理のないキャラクター設定にすることで、楽しくストレスフリーに活動を続けていくことができます。

次に必要になってくるのが機材と環境です。

最低限の準備として必要なものには、

  • 配信用PC(グラボ付き、所謂ゲーミングPC)
  • WebカメラまたはiPhone(フェイストラッキング用)
  • マイク、オーディオインターフェース(歌配信を視野に入れる場合)
  • 配信ソフト(OBS、VTube Studioなど)

とりあえずゲーム配信、雑談配信から、という場合はUSBでPCに繋ぐタイプマイクのみあればすぐに配信を始めることもできます。

以上に加えて、SNS(特にXとYouTube)を連携させて情報発信を始めていきましょう。

活動初期は「認知されること」が最優先になります。

初配信の告知であったり、制作過程を小出しに見せることで、少しずつファンを集められます。

伸びている人の共通点

成功している個人勢には、いくつかの明確な共通点があります。

まず1つ目は「継続力と一貫性」です。

人気Vtuberの多くは、最初の半年間では結果が出ていません。

彼らが強いのは、「少人数でも来てくれるリスナーを大切にし、配信を継続する」ことです。

毎週同じ時間に配信を行うだけでも、視聴者の“生活リズムの一部”に入り込むことができます。

2つ目は「コミュニティ形成力」です。

伸びているVtuberほど、ファンとの距離も近いです。

コメントにしっかり反応をする、ファンアートを紹介する、配信後にXで感想を拾う…など、そういった「交流の積み重ね」がリスナーの応援したいという熱量を生みます。

単に配信するだけではなく、ファンを「巻き込む姿勢」が重要になってくるのです。

そして3つ目は「自分の強みを発信すること」です。

雑談やゲーム配信だけでは埋もれやすいため、「得意ジャンル×自分のキャラ」を掛け合わせると差別化がしやすくなります。

例えば、

  • 英語が得意 → 海外ファン向けの配信
  • イラストが得意 → 作業配信+完成イラスト公開
  • 企画力がある → コラボ企画やミニイベント開催

以上が一例になります。

個人勢として生き残るために

個人勢が最も苦労するのは「継続」と「発信のモチベーション維持」です。

ここで意識したいのは、「数字だけに囚われない仕組みづくり」です。

明確に目標、習慣を作ることがモチベーションの維持につながります。

毎週何曜日と何曜日のこの時間に配信をする、週に何本short動画をあげる、など、小さいことからで良いのでしっかりとリズムを作っていきましょう。

また、同時に分析と改善も重要になってきます。

配信アーカイブの視聴維持率、クリック率、コメント傾向や視聴者層を定期的に確認し、「どんな瞬間に人が離脱するのか」「何が反応されているのか」を把握すると、次の配信の質がぐっと上がります。

そして最後に、最も大切なのが「一人で抱え込まない」ことです。

XやDiscordには、同じく個人勢として活動する仲間が沢山います。

情報交換やコラボ、相談を通じてモチベーションを保つことも大切です。

モチベーションが下がる時期は誰にでもあります。

一人で悩まずに、しっかりと相談していただけると嬉しいです。

計画を立てるのが苦手、という場合は一緒にしっかりと目標立てもできるため、ぜひレッスン内でご相談ください!

立川のボイトレスクール「DECO MUSIC SCHOOL」の無料体験レッスンはこちら!