地声って大事だけどさ

おはようございます。
声優コース講師のAKITAです。
今年は花粉がキツいですね。
点鼻薬は必須ですが、本番が始まると意外と気合で何とかなるものです。
AKITAです。

大切なのは世界観

皆さん、声優やナレーターを目指すにあたってまず地声を知ることが大切なのはご存知ですか?
地声が一番無理なく芝居ができ、言葉に説得力が出るので、聞いていて嘘くささもありません。

因みにナレーションはキャラナレでも無い限り地声で読むのが基本となります。
私は今、週5日程現場に出ていますが、全て地声でのナレーションです。

私のレッスンは地声を鍛えるべく、ナレーション原稿を主に読んで貰っています。
ただ読ませているのではないのですよ?自分で商品化出来る地声を探して貰うために原稿を用意しています。

と、まず地声の重要性を書いてみましたが、声優を目指すそこのあなた!
分かっているかいないのか、地声過ぎてもダメです。
そこはアニメの世界(その作品の世界観)に違和感のない声を探さないといけません。

ここでお勉強

【声の引き出しを増やす〜街に溢れる声を真似してみましょう〜】

エレベーターや館内放送のアナウンス。
カフェの隣の席で話しているカップルの話し声。
街で電話しているお爺さんお婆さんの話し声。
街頭テレビジョンで流れている人気アニメのコマーシャル。
交通機関で流れているアナウンス。
鳥の鳴き声、野良猫の鳴き声、散歩している犬の鳴き声。
買い物をしたコンビニの店員さん。
アルバイト先によく来る名物客。
学校の友達や先生、
などなど。

教材はそこら中に散らばっています。
月に数回通うだけのレッスンが唯一芝居の勉強だなんて思ってはダメですよ。
役者たるもの、24時間365日全てが勉強だと思って生活して下さいね。

ところで、昔いたある事務所のプレイングマネージャーが、「声優やりたいのに何で役者の現場行きたがるの?」とか言ってきましたが、
声優=役者ですからね。良い声なんて考えず、良い芝居を学ぶんですよ!
へば。

AKITA




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