話し方と表情

こんにちは! DECO MUSIC SCHOOLのCHIAKIです。

今回は「話し方と表情」というテーマでお話をしてみようと思います。

話す時の表情は大切

皆さん、話すときに自分がどんな表情をしているか気にしたことはありますか?

話し方にお悩みの方は『話すこと』だけに注目しがちだと思います。

しかし、意外と大切なのが表情なんです。

では、表情が話す上でなぜ大切なのかお話ししていきます。

表情は音に出る

普段から表情があまり動かない方がいらっしゃいます。

緊張している…というのもあるかもしれませんが、そもそもあまり表情を動かす習慣がないという人もいらっしゃるのかと思います。

普段から無表情に近い表情で話していると、声の表情がなくなるんです。

「声の表情ってなに…?」

と思う方もいると思いますが、この声の表情というのは相手に与える印象に大きく影響します。

人間には感情というものがありますよね。

その感情と表情は連動をしています。

さらには声にも喋り方にも連動していると私は思っています。

例えば、無表情で「おはようございます」と言うのと、笑顔で「おはようございます」と言うのでは、顔を見ていなかったとしても、音の質が違って聞こえます。

単純に音程や音量ということではなく、質が変わると思いますので試してみてください。

この違い、私は『表情によって感情が声にのる』のだと思っています。

笑顔で言う「おはようございます」は、ちゃんと笑顔であることが伝わる声の質になります。

人によってはこれをテンションの違いと感じたり、音程が高くなったと感じる方もいるかとは思いますが、とにかく質が変わるんです。

(※無表情で声だけで笑顔の音を表現することも出来なくはないですが、それはもう演技の話になってきますのでここでは省略します。)

感情を伝えるということ

会話をする上で人は相手の表情を見ていますが、それが声にも現れます。

相手の感情を感じ取りながら会話をしているので、感情が伝わらないと何を言っているのかも伝わりにくい。

感情が伝わらなくても、情報としては内容は伝わるとは思います。

しかし感情が伝わらないと、本当に言いたいことがきちんと相手に伝わらなかったり、勘違いされてしまうこともあります。

その感情を伝えるのに表情というのはとても大切なんです。

感情に合った表情で話せば、声の質も感情に合ったものになると思います。

是非、鏡を見ながら表情を確認しつつ練習してみてください。

それでは、レッスン室でお待ちしております!

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