歴史を継ぐ

こんにちは! DECO MUSIC SCHOOLの三浦です!

まだまだ暑日が続く8月末の東京、なんなんでしょうねこの暑さ。

それにしても我がスクールにて講師を始めてかれこれ、3年?!もっと?!

そんなに経ってもまだ知らない立川のこと

この間は一度新年のお参りということで先生の皆さんとかと諏訪神社にお参りに行ったのはあれは何年前だったことでしょうか?

まだ、Decoのダンススクールもなければ吉祥寺もなかった頃

そんな諏訪神社のお祭りにこの間レッスン終わりに行ってきました!

あたくし1人、浴衣姿の人々を見ては、この立川で、どれくらいの人が集まるのだろうなんてことも気になり、久しぶりの諏訪神社へ

いや〜ほんとにお神輿が素晴らしくて!

我が故郷、北海道札幌は、どうしたって移民の開拓者の歴史浅き街と言いますか、

元々アイヌの歴史はあるのでしょうが、

僕らの時代はもう、アイヌの人は同級生なんかでもいなくて、

いや、もしかしたらいたのかもしれないけど、、みんな隠しててね!

もしかしたら1番仲良かった彼はアイヌだったんじゃないかな?と不意に思うことはあったりしつつも!

アイヌはそれなりに歴史もあってきっと、民族だけが共有できるなにかもあったのかもですが、

基本そうじゃない道産子は道産子だけがしってる伝統芸能みたいのが、ないエリアで

初めて道外のライブにお誘いいただき、、岩手県北上市でライブ公演をさせてもらった際、 スタッフさんに地元の伝統芸能『鬼剣舞』を見せていただきました。

素直な感想は本当にすごくて、 素晴らしくて、それよりもなんか寂しくて

というのはこういう自分の街に戻ってきたって思える何かがあるっていいなって 羨ましくなってしまって、

それ以降も沖縄に行くと、琉球舞踊や、エイサーなどに触れたり、

四国に行けば阿波踊りだとか、

そんな感覚でね、この間の立川のお神輿に圧倒されて、

すごく素敵だなってより、この街が好きになりまして。

前話が長くなってしまいましたが、

改めて表現者として、こういう心が動くものに触れるって大事だなって

自分の心が理屈じゃないものに触れた時しか、 語れない世界があるというか、歌えない歌があるというか

ひとつのエンターテイメントだなって。

いつの日かこの街を離れ故郷に戻るなんて日が来た時、 またこのお神輿が見たくて戻ってきたりもするんだろうなとかね。

少子化ですが 歴史を継いでいってもらいたいものです。

あなたの忘れたくない大切なこととは?

本当に本当に、あのお神輿と、あの掛け声と、和太鼓のビートは

ヨーロッパでハウスを聴いてる時とそんなに変わらないような、 世界線へ導いてくれる感じ(ヨーロッパいったことない)

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音楽というアートの世界で生きる人間として、大切な感覚を呼び覚まさせてくれたような。

皆さんは大切にしてることってなにかありますか?

例えば挨拶? とか、

かったるいな〜とか思わないで、 爽やかに『おはようございます!』って会話を交わせると気持ちいいものですよね。

僕もこれまでいろんな習い事させてもらいましたが、

うちの母がピアノを実家で教えていたのですが、

いつも子供達との挨拶が今思うと素敵でした!

『ジャーンジャーンジャーン』って、 礼するのあるじゃないですか! あの音を鍵盤で弾いて、

『ピアノさん楽譜さん先生、宜しくお願いします』

って必ずレッスンをするんです!

言い方変えると 『気持ち悪い?』と思う方もいるかもしれませんが、 この感覚が、この礼の文化を壊しているなぁと感じたりします。

日本は『道』の世界があります!

武道、茶道、剣道、弓道、柔道 だとか、

『道』のつく、教えは全て『礼に始まり礼に終わる』のです。

ぼくはけっこう今となっては素敵だななんて思うわけです。

僕のレッスンでは基本やりませんが、

この子は少し、マナーを知ってほしいなと思った時は、そういうこともしたりします!

ご挨拶は元気に明るく行きましょう! 表情筋も使いたいものです!

心に寄り添う歌

きっと、最後は謙虚にメロディーと声と向き合って、美しく奏でられるように、素敵にビートに乗れるように、 その努力しかないのだろうな。。

歌で人を感動させたい と言ってくる生徒さんがたまにいます!

とても素敵だなって思います。感動した歌があるからそう思うんだろうな。

父にもこの間実家に帰った時、『音楽ってなんのために、表現する?俺は感動させることを目指すべきなんじゃないか』と、 詩吟の世界で、それなりに名のある父が言ってました。

母も前に『あのアーティストは音楽で感動くれないでさ、いったいなにで感動をくれるの?』 と言ってたこともありました。

そんなに、いう両親の言葉に『本当に感動が必要なのか』と自問自答する日々でした。

確かに好きな映画を見ても、ライブを見ても感動させてくれると確かに満たされて度は半端ないです。

でも感動って考えた時、

伝え手と受け取り手の関係によるとしたならば、こっちだけの気持ちではどうしようもできない、と同時に、 こっちはせめて届けようとする準備が必要なのかもなと身が引き締まる思いと言いますか、

改めて感動してもらえるあめに、 感動を知ること。

お祭りを見て思ったのは『人のエネルギー』とは感動だなと思いました。

ロックやヒップホップ、サンボマスターに感動したり竹原ピストルさんに感動したりした経験のある僕にとっての感動はきっと、 音のエネルギーが強いもの

それもひとつの感動だなと、お神輿が思い出させてくれました。

さらにこの間生徒と話した時に彼は言いました。

『失恋した時にZONEのシークレットベースの歌詞に泣けました』と

ZONEといえば、僕の高校の先輩がドラムのミズホさんでした!自分が少し有名になった時、ミズホさんのライブを見てもらえたことは一つ思い出です!w

じゃなく、 その失恋して歌詞の共感での涙って、

感動とはちがうものな気がしましたね。

失恋して悲しい時にこそ、沁みる音、五感の感度が高くなるという事実は一つあるなって感じます。

それって感動ではないけど、 音楽がその人に寄り添ったなって感じます。

それって感動以外の言葉で言うとしたらなんて言ったらいいだろう

『心が動く』

感動させるよりも、

感動してもらいたいも含めて、 『心が動く』ことが目的の一つで、 『心に寄り添う』が一つ目指すところなのかもしれないななんて思った八月のお話でした。

次回のライブはこちら 9/7.8と地元札幌市の篠路神社のお祭りです!

諏訪神社くらい大きなお祭りの大きなステージで、 あの神輿に負けないくらいのライブをしたいものです!

この間アー写の撮影をしてきました! モデルの知り合いに本当に素晴らしいカメラマンさんがいるとお勧めされて、

カメラマン一つで変わる写真の世界、

僕はモデルがよければ、なんでもいいんじゃないかと安易に考えてましたが、

モデルさんですら、 カメラの下手な人、相性の合わない人に撮られたフィルムでは自信を失うことがある と仰ってました。

いいカメラマンに撮ってもらう経験は大切だと言われたので、

僕は僕自身というモデルが問題あるし、どうせいい写真なんて撮れないだろなんて思ってましたが、

スタジオでヘアメイクさんもいらっしゃり、その凄腕のカメラマンに撮影していただき、いい経験をさせていただきました!そんな写真を少しずつ毎月見せていきます!そんな中からお気に入りの1枚を最後に

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