声が小さい原因は?

こんにちは!
DECO MUSIC SCHOOLのCHIAKIです。
今回は「声が小さい」と気にされている方へ向けてお話をしてみようと思います。
よく聞き返される…と悩む方は多い
「今なんて言った??」と聞き返される。
そんな経験がある方は多いのではないのでしょうか?
このような経験が多いことで悩む方もいらっしゃいます。
その中でも『声が小さい』ということを気にされている方が多いなという印象です。
しかし、この聞き返されるという現象、声の大きさだけが原因ではないなと私は思っています。
もちろん、ボリュームそのものが小さめということもよくあるのですが、意外とボリューム自体はそのままでも結構出てますよっていう方もいらっしゃいます。
ボリュームは出てるのに届いていない
ボリュームはちゃんと出ている、もしくは出そうと思えば出すことができるのに聞き返されてしまう原因…
その一つは『相手に届いていない』ということです。
「え?大きい声が出てるんだから届いてるでしょ?」
と言われてしまいそうなんですが、届いていないというのは声の方向の話です。
厳密にいうと、大抵の方がちゃんと向きは合っているんですが、言葉を伝える相手の手前で声が落ちてしまっている感じです。
声をちゃんとお渡しできていない…ということです。
私は適切な距離感で声を発する、言葉を届けるということが大切だと思っています。
この『言葉を届ける』ということが意識できるたけでも、話し方や声の出し方が変わるなと感じています。
是非、言葉・声というプレゼントをお相手の方に渡してあげてください。
(写真は私が子供からもらったプレゼントです)
なかなかボリュームが出ない人もいる
言葉を届けるように意識しても、距離が遠くなるとその距離に合ったボリュームが出ない方もいらっしゃいます。
「元々声が小さいから…」と諦めなくて大丈夫です!
人それぞれ体格や体の作りは違うので、最大の声の大きさというのはもちろん違ってくるとは思います。
ですが、基本的に自分で「声が小さい」と思っている方は、自分の最大限の力の数%しか使っていないなーと実感しています。
多くの方は、大きな声を出そうとすると体に力が入ります。
これが逆効果で、力が入ると喉にも力が入って、細い声になっしまいます。(あと喉を痛めてしまいます)
めちゃくちゃ大きい声を出す時も体に力や喉に入れないんです。
力が入れば入るほど苦しそうな細い音になります。
力は抜く。楽に声を出してみる。
ここが第一歩です!
その先は色々と体の使い方や鍛え方があったりするのですが、そのあたりは対面でお話しした方がアドバイスしやすいかなと思います。
抱えている課題が人それぞれだったりするので、皆さんの『なりたい自分』に近づけるように、一緒に考えて色々と試していければと思っています。
単純にボリュームだけの話じゃなくて、質が変わるだけでも声が届きやすくなります。
この質というのは、体の使い方や口の中の使い方なんかで変わってくるかなと思います。
ボリュームにしろ質にしろ、普段自分の声のことを考えながら出しているという方は少数派です。
それこそプロじゃなければそんなこと考えていないと思います。
人に自分の声を聞いてもらうということもとても大切なので、私でよければぜひ聞かせてください。
それではレッスン室でお待ちしております!