歌うまテクニック(ブレス)

こんにちは！DECO MUSIC SCHOOLの千葉晃樹です！
今回は演技や歌を歌う上で大事な「ブレス(息の吸い方)」について綴りたいと思います。
みなさんがうたを歌うとき、「この高い音思うように出ないなぁ」「このフレーズ歌いにくいなぁ」などと思うことがあると思います。
その際どういうことに意識を向けていますか？
口の形や喉の使い方などいろいろありますが、おそらくほとんどの方が「出すこと」ばかりに意識が回っていると思います。
しかしこの場合ほとんどの方が息を吸えていません。
声を出すためには「息を吸うこと」が非常に重要です。
息の吸い方一つで出る声も大きく変わってきます。
ではどのようにしたらいいでしょうか？

まずはしっかり息を吸う！

「うたを歌う！」ってなるとどうしても声を出すことばかりに意識が回ります。
しかし人間声を出すためには、息を吸わないと出ません。
息を吸う力が弱く吸う量が少ないと、もちろんロングトーン(長く伸ばす音)や、高音は出しにくいです。
なのでまずは歌い出す前に「しっかり息が吸えているか」をチェックしましょう！

歌うように吸う！

歌う前の息の吸い方はどう吸っていますか？
ほとんどの方が歌う直前に、一瞬で息を吸って歌い出してませんか？
そもそも「息を吸う」ということは何なのか考えてみましょう。
例えば熱いやかんを触ったとしましょう。
そのとき「熱っ！！」って思ったとき、一瞬で息を吸いませんか？
お花の香りを「いい匂いだなぁ」と感じたときゆっくり息を吸いませんか？

「息を吸う」ということは人間が「何かを感じる(思う)」ということです。
うたを歌う歌詞には必ず意味があります。その歌詞を自分の言葉として歌うためには必ず自分の心で感じないといけません。
自分の心で感じるためには、それを感じるように「息を吸う」ことが大事なのです。
例外もありますが、ブレスは必ず次に歌うフレーズと同じように吸うことが重要です。
「穏やかなメロディなら穏やかに息を吸う」
「激しいメロディなら瞬発的に息を吸う」
そんな息の吸い方一つ意識して歌ってみるだけグンッと表現力がついてきます！

いろんな息の吸い方を鍛える

曲の中で長い休符でしっかり時間をかけて息を吸えるところもあれば、一瞬でたくさんの息を吸わないといけない場面もあります。
いきなりやろうとしてもなかなか難しいです。
「息を吸う」練習も非常に重要です。
「息を吸う」ためには筋肉が動いてくれないと肺も膨らみませんし、息も吸えません。
鼻から息を吸うのか、口から息を吸うかで体に息の入り方が大きく変わってきます。
トレーニング例としては「ドローイング」や「ドッグブレス」などの練習方法があります。
興味ある方は是非調べてみてください！

今回は「ブレス(息の吸い方)」について簡単に書かせて頂きました。
ボイトレが初めての方でも、基礎から一緒に勉強していきます！
是非これを機会に無料体験レッスンから受けてみてください♪

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