音痴を治す方法
こんにちは!DECO MUSIC SCHOOLの粟生田です。
「音痴は治すことができるの?」
こんな疑問を持ってこのブログを読み始めてくださったあなたへ、伝えたいことは一つ。
音痴は治すことができます!
以下、私が過去レッスンをさせてもらった生徒様との経験をもとに「音痴を治す方法」をご紹介していきます。
ケース1:音程を取ることは”モノを投げること”と同じ
過去出会った「音痴を治したい」という理由でレッスンに通われた生徒様で、一番多くの生徒様に効果があった方法を紹介します。
それは、音の動きを可視化(目で見えるように)すること。
「音程を取ることは”モノを投げること”と同じ」と説明しているのですが、例えば椅子に座っていて少し離れたゴミ箱に紙くずを投げ入れるとします。一発で入るかもしれないし、入らなかったとしても何度か繰り返すとその距離感を理解して力の入れ具合などが分かり、紙くずを入れることが出来るようになるでしょう。
音程も同じです。「ド」と「ミ」の距離はこれくらい、という感覚が分かればその音程を取ることができます。(これを「相対音感」と言います。)
しかし、”モノを投げること”と決定的に違うのが目に見えるかどうか、なのです。
目に見えないものは理解しづらく、正解が分からないというのが音痴を治す上で大きなハードルとなります。
最近はカラオケの音程採点があるので、機械で合っているかを確認することは可能です。しかし、具体的にどんな音をどれくらい間違えているかをその場で確認し、ゆっくりと治す練習が出来るのは対人のボーカルレッスンが何より効率的で早いです。
正直、音痴矯正は簡単なことではありません。何度も繰り返して少しずつ改善していくので、根気のいる練習になります。実際のレッスンでは、↓のようにピアノの鍵盤を指して音の動きや音の距離感を目で見ながら音程をとる練習をしています。
目で見える、というのは分かりやすく安心するようで、多くの生徒様がこの練習で音程を取ることが上手になっていきます。
「音痴を治したい」というお気持ちがもしおありでしたら、ぜひ無料体験にお越しください!楽しく歌えるように、一緒に頑張りましょう〜♪
ケース2:自覚はなくても音を合わせる能力がある!?
少しレアケースではありますが、過去一”自覚がないまま”音痴が改善していった生徒様のエピソードを紹介します。
ピアノの音(もしくは声)に合わせて、同じ音を声に出す練習をするとき、合っていることが「分からない」という方も多くいらっしゃいます。しかし繰り返し練習することで、最初は分からなかった方も音が重なり合っている状態を認識して9割がた「分かる」ようになっていきます。
しかし過去1人だけ、音を合わせることが出来るようになっていることに自覚はなく「分からない」まま、確実に音を合わせることが出来るようになっていき、「もしかしたら自覚なくとも脳は合わせるという認識をしていくのかも、、、?」と驚くケースがありました。
この生徒様はあくまでレアなケースではありますが、ご本人が音を合わせられているという自覚をもつことは、音痴(音感)が改善していくスピードよりも遅いことが多いです。焦らずご自身のペースで練習を進めることが、何より近道になります。
「自分も音痴を治せるかも…」と思って頂けましたら、ぜひ無料体験にお越しください。気持ちよく歌えるまで、一緒に頑張りましょう〜^^
最後までお読みいただきありがとうございました。また次のブログで〜!
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