口パク練習してますか?

こんにちは!
夏真っ盛り、毎日暑いですね。
こんなに暑いと、少し歩いただけでも、”はぁはぁ”息が上がってしまいますよね。

その動作は、”口呼吸”です。

口の中や喉も渇きやすくなり、喉が乾いた状態での発声を続けると、
声枯れの原因にもなってしまいます。もし声を出す機会がある時は、
何か飲んで必ず喉を潤してから声を出すようにしましょうね。







さて、本題に入りましょう!
本日は、声を出さなくてもできる歌の練習方法についてお伝えします。


歌の練習なのに?歌わないの??
そうお思いのあなた。


突然ですが、日頃、口パクで歌う練習はしてますか?


この質問、大体の人が「No」と答えます。
その答えこそ、「Oh, No〜!!!!」です。
ご自宅でも声量を気にせず練習できるこの方法をやらないなんて、
とてももったいないですよ〜!


ただ逆をいえば、
この練習を取り入れてさらにレベルアップできる伸びしろも有りです!
ぜひとも音楽を聴きながらその練習を取り入れてください!



では、どうして口パク練習をすると良いのかをご説明します。


歌はもちろん声を出さないと歌えません。
音程も声を出して初めて音と認識されます。


しかし、歌を上手く聞こえる要素にはいくつかあると、
前回のブログ(前回ブログ:ボイトレじゃ歌は上手くならない)
にてお伝えしました。


そこでお伝えした項目で、必ずしも声を出さなくても練習できる項目が主に2点。
それは、表現力とリズムです!


表現力は、ビブラートやしゃくり等のテクニック的な要素もあります。
ですが口の動かし方や歌い始めのブレスや息継ぎのタイミングでも、
かなり変わってきます。


例えば!切ない歌声の時・・・
息遣いや口の開け方、パクパクと大きな口を開けてアーティストの方は歌っているでしょうか…?
少し控えめに開けていませんか?
逆も然りです。
元気な曲調で口パクをした時・・・
あなたの口はしっかり開いて動いてますか?
そして動きは遅れていませんか…?


口パク練習は、鏡を見ながら行うことが重要です!
そうすると上記のような修正点に気づきやすいと思います。
アニメのような口の動かし方で、タイミングだけあっていればOK!では、
この口パク練習の効果はまだ薄いでしょう。


じゃあ、どこまでの口パクを目指すか?


まるで自分の口の動きに合わせてアーティストの声(曲)がピッタリ違和感なく、はまって聞こえるようになる


ここまで出来ると、とても素晴らしいです!



昔、タレントの渡辺直美さんも、
「Listen/Beyonce」の完璧な口パクをネタで披露しておりました。


当時、そのネタを初めて見た私は、

「あ〜、渡辺さんは口パクじゃなくても
きっとListenを上手に歌えるんだ!
渡辺さんのListenが聴いてみたい!」

と、ネタの根底を覆して、
ボイストレーナー的目線で感動したのを覚えています。(笑)



完璧な口パクができると、
当然ながら、発音のタイミング=リズムも音源と合わせられるようになります。


つまり声を出して歌わなくても
表現力とリズムを鍛えることができる!
歌わなくても歌の練習になるというわけです。


ただ!ここまで説明しましたが…
口パクはあくまで歌の上達を目指す練習方法の一つです。
口パクだけでは上手くなりませんし、声を出して練習するときは口パクの時の感覚を意識しすぎる必要もありません。


その曲の歌い方の大枠を掴む
このくらいのイメージで取り組みましょう♪


大枠を掴んだら、次はあなたが好きなように歌えるよう崩していく作業です。
音源通りでなくてもよいし、溜めたいところは溜めてもOK。


“コピーではなく、カバーになるように”
是非DECOで一緒に練習しましょう。
私たちボイストレーナーがサポートします!


それでは、また次回のブログで。

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