腹式呼吸のススメ
こんにちは!
DECO MUSIC SCHOOLの小笠原桜子です
クリスマスが終わり、早いもので今年も残りわずか。毎日寒いですね。
いかがお過ごしでしょうか?
DECOの講師として走り始めて約4ヶ月。
皆さんとレッスンをしていく中で改めて 呼吸 の大切さを実感することが多々ありました。
呼吸 とくに腹式呼吸のメカニズムをよく知って歌うことへの理解を深めていきましょう!
歌うための呼吸
レッスン中によく見受けられる発声のお悩み
- 地声から裏声への移行が上手くいかない
- 高音が苦しい
- 息が続かない
- ミックスボイスが上達しない
- 声が停滞して聞こえる
など、これらのお悩みのほとんどは根本を辿れば 腹式呼吸 で解決できると言っても過言ではない!!!と、そう思っています。
これらのお悩みを解決する方法として
そして安定したパフォーマンスをするために
いつでも、どんな音がきても
同じ量・同じスピード・同じ圧
で息を吐くということがポイントになります。
それをコントロールするのが 腹式呼吸 なのです。
基本の呼吸と歌うための筋肉を連動させて、自分のバランスを見つけていくことが歌上達のカギです
プロはこれを当たり前にやっているのですが、
レッスンを始めたばかりの私たちはトレーニングで養っていく必要があります ̖́-
まずは腹式呼吸を習得していきましょう。
腹式呼吸のメカニズム
それでは腹式呼吸のおさらいを。
息を吸うときにお腹をふくらませて
吐くときにへこませてみましょう。
これが腹式呼吸です。
厳密に言うと、息を吸うと肺が膨らむので横隔膜が下がりますね。
↓
横隔膜が下がるので内臓が圧迫されてお腹がふくらむ
という仕組みです。
では吐いてみましょう。
今度はお腹 (もっと求めるならば丹田) をスタート地点としてへこませていきます。
内臓が正しい位置に戻るので下がっていた横隔膜が上がります。
↓
横隔膜により肺が押し上げられるので中の空気は外へ押し出される
これが吐く ということです。
この一連の流れを腹式呼吸といいます。
よく「お腹から声を出して!」と言われることがありますが、
お腹をへこませて息と一緒に声を出す腹式呼吸のことを言っていたのです
年末年始には腹式呼吸を!
呼吸なんて普段は意識的に行うものではありません。
気づいた時でいいのでお腹を膨らませてへこませる この動きを取り入れた呼吸をしてみてください。
歌わなくても呼吸のときに腹式呼吸を
意識するだけで歌の練習になりますし、
インナーマッスルが鍛えられるので
年末年始の食べ過ぎにも効果がありそうですね♪
腹式呼吸をマスターしてぜひ日頃のレッスンにお役立てください!
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