リズムについて理解しよう!

こんにちは!講師のアオイです! 今回はリズムについてお話していきます。

ボーカリストにとってリズムトレーニングって実はめちゃくちゃ重要なんです。

音程やメロディーが合っているのはもちろん大事ですが、リズム感がしっかりしていると、歌全体のクオリティがぐっと上がるんですよね。

ここでは、なぜリズムトレーニングが必要なのかを、いくつかのポイントでお話ししていきます!

歌に安定感が出る

リズムを理解することで、速いロック調の曲でもスローバラードでも、あらゆるテンポの曲にも対応できるようになるんです。
リズム感が整うと、歌の入りやフレーズの切り方も自然にそろって、聴いている人に
「安心して聴けるな」って感じてもらえます。
特にライブみたいに緊張する場面でも、リズムがしっかりしていればテンポを崩さず歌い切れるので、パフォーマンスが安定するんです。

表現力がアップする

歌詞やメロディーのニュアンスをうまく表現するのにもリズム感が大事です。
リズムがしっかりしていると、言葉の強弱や「タメ」をうまく使えるようになり、歌詞に合わせて感情を込めた表現ができるようになります。
また、裏拍とかシンコペーションも使えるようになると、歌にメリハリが出てさらに聴かせる歌になります。

バンドや伴奏と一体感が出せる

バンドとか伴奏と歌う時、ボーカルがリズムをきっちり合わせられるかどうかで、曲全体のまとまりが全然違うんですよね。
リズムがズレると、どうしてもバンド全体の一体感が崩れちゃうんですけど、リズムが安定していれば、みんなとピタッと合わせて気持ちいいグルーヴが出せます。

リズムが生む「個性」

これはちょっと上級ですが、リズムの表現には、歌う人それぞれのスタイルが現れます。

たとえば、同じリズムのフレーズでも、リズムを少し前に押し出したり、逆にわずかにためたりすることで、歌の印象が大きく変わります。

リズムのアクセントやタイミングに変化をつけることで、他の人にはない独特の歌い方が生まれ、自分らしい表現につながります。

歌においてリズムは単なる音の並びではなく、歌い手の「声の色」や「感じ方」を表現する手段でもあります。

自分の感覚でリズムに工夫を加えることで、歌に一層の深みが増し、個性が際立ちます。

最後に

リズム感があると、歌が安定して、表現の幅も広がって、アンサンブルでも一体感が出せる。

これだけで歌の印象がぐっと良くなるんです。なのでまずは普段の音楽鑑賞やカラオケでもリズムを意識して、歌に深みと安定感を加えていきましょう!


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