歌唱力向上!ボーカルテクニックの種類や練習方法②

こんにちは、講師のアオイです!
前回の続いてボーカルの表現力、テクニックの種類や練習方法についてまとめてみました。
前回よりも難易度が高いテクニックを紹介しているので是非ご覧ください!

◼️ロングトーン

ロングトーンとは?一定の音を長く伸ばして歌う技術です。息のコントロールと安定した音程が重要です。ロングトーンは、声の持久力と安定感を養うための基本的な練習法でもあります。

ロングトーンの練習方法
1. リラックスした姿勢:肩の力を抜き、背筋を伸ばしてリラックスした姿勢を保ちます。
2. 深呼吸:お腹から深く息を吸い込みます。
3. 一定の音を出す:ピアノで音程を決め、その音を一定のボリュームでできるだけ長く持続させていきます。
最初は5秒程度から始め、慣れてきたら徐々に時間を延ばしていきます。
4. 腹式呼吸を意識:息が切れないように、お腹からしっかりと息を送り出すことを意識します。

ロングトーンを身につける事で安心感のある煌びやかな歌声になります。ぜひ習得しましょう!

◼️ヒーカップ

ヒーカップとは?
歌の中で意図的に声がひっくり返るような効果を出す技術です。感情表現の一部や語尾処理で使われます。

ヒーカップの練習方法
1. 声帯の柔軟性を高める:ストレッチや軽いウォームアップで声帯を柔らかくします。
2. 音程の切り替え練習:低音から高音へ、またはその逆に滑らかに音程を変える練習をします。このとき、意図的に声を地声から裏声に抜いて「ひっくり返す」ようにします。
3. 短いフレーズで練習:慣れてきたら地声から裏声にひっくり返るタイミングで息を「ハッッ」っと吐きます。

上手く練習する事でメリハリのあるかっこいいヒーカップができるようになります。

◼️がなり

がなりとは?
喉の仮声帯という場所を使ってガラガラした声を強く張り上げる技術です。主にロックやソウルなどで力強さを表現するために使われます。

がなりの練習方法
1. 発声練習:しっかりと発声練習を行い、声帯をストレッチします。
2. 強い息の使い方:息を強く使って声を出す練習をします。お腹からしっかりと息を送り出すことが大切です。
3. 仮声帯の場所 : 咳払いをして喉の震える場所を探します。喉が震える場所が仮声帯です。
4. 仮声帯を閉じながら短く「あ”っ」と発声練習していきます。
5. 歌詞を使って練習:慣れてきたら実際の曲の中で、特定のフレーズで練習を繰り返します。

がなりの練習はかなり喉に負担がかかるので喉がひりついてきたら直ぐに練習を辞めてください。
しっかり水分を取りながら練習しましょう!

◼️フェイク

フェイクとは?
原曲のメロディーやリズムに変化を付けて歌う方法です。主にジャズやR&Bなどで使われ、歌い手の個性を引き出す手段にもなります。

フェイクの練習方法
1. 原曲の理解:原曲のメロディーを完全に把握し、しっかりと歌えるようにします。
2. スケール練習:ペンタトニックスケール等を使って音程を取っていく練習をします。
3.他の歌手のマネ:好きな歌手のフェイクを耳コピして、ひたすらモノマネをしてみましょう。

フェイクを身につける事で他の方と実力の差をぐんとつける事ができます。
ですが音程をしっかり理解している状態でないとただ音を外してしまい聞きづらい歌声になってしまうのでまずは音程を正確に取るところから始めてみてください!

最後に

いかがでしたでしょうか?
簡単なテクニックや難しいテクニック、それぞれありますが身につければ必ず自分の歌声の強みになり、より一層プロに近づくので諦めずに一緒に頑張って行きましょう!

実際のレッスンでは生徒さんに合った方法で詳しく練習方法を教えているので気になる方は無料体験レッスンからお越しください!



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