コードネームを覚えよう!【第六弾〜番外編Ⅱ〜】

こんにちは!DECO MUSIC SCHOOLの谷口です!

『コードネームを覚えよう!』第六弾〜番外編Ⅱ〜です!

今回は「シックスコード」、「分数コード」、「テンションコード」に触れていきたいと思います!

シックスコード

「三和音(トライアド)」に6度(もっと正確には長6度)の音を重ねたものになります。

※度数に関しては第一弾を見てください!

種類は下記2つです!

・メジャー6th ・マイナー6th

「根音(ルート)」がCの場合で見てみましょう。

・C6

・Cm6

ぜひ音に出してみてください!

私は、元のトライアドコードと比べて少し懐かしいような雰囲気を感じます!

皆さんはいかがですか?

分数コード

急に数学チックな響きが出てきました!

分数コードは下記のようなコードのことを指します。

見たことある方もいるのではないでしょうか?

C/E

名前の通り、分子に基本的なコード、分母に分子のコードの「根音(ルート)」とは異なるベース音を配置します。

※コードのベース音は基本的には「根音(ルート)」で表現されます。

鍵盤で弾く時は、左手で分母の音、右手で分子のコードを弾くことが多いです。

また、分数コードは別名「オンコード」と言い、下記のように表現します。

C on E

『Eの音の上にCのトライアドコードが乗っかっている』というイメージですね。

分数コードは、ベース音を保続(残したまま)しながらコードを変えたり、ベース音を「ドシラソ」のようにスムーズな流れにするためなどに使われることが多いです。

テンションコード

第一弾で紹介した度数覚えていますか?

音階を数字で表現していて、1〜7度までありましたね。

テンションコードは更にその先、9度、11度、13度の音を重ねるものになります。

Cを基準とした時の9度、11度、13度はこのようになります。

また、#や♭が付いたりするのですが、その場合はこのようになります。

テンションコードは元のコードに音が足されるというイメージですね。

下記が主なテンションコードの種類です!

・Cadd9、Cadd11、Cadd13 →add◯でその度数の音を足してねという意味に。

・C9 →C7に9thの音を足す

・C7(9)、C7(♭9)、C7(#9)、C7(11)、C7(#11)、C7(13)、C7(♭13) →C7に()の音を足す

テンションコードに関してはまた改めて解説の機会を設けたいと思っていますが、ざっくり何の音を選べばいいのかを知っていただけたら幸いです!

最後に

ひとまずコードネームの紹介は今回で区切ろうかなと思っておりますが、いかがでしょうか?

少し慣れていただけましたでしょうか?

難しいコードもたくさんありましたが、まずは1つずつゆっくり響きと形を覚えていくというのがとても大切です!!

次回からはコードの連結について触れていけたらなと思っています!

立川のボイトレスクール「DECO MUSIC SCHOOL」の無料体験レッスンはこちら!