🎹楽譜を使った練習法

皆さん、こんにちは!
DECO MUSIC SCHOOL 講師の麗美英梨です🙇‍♀️

今回は、ピアノの練習法についてお話したいと思います。

今はネット検索をすればコード譜などは無料で見ることが出来るので、コストもかからず、練習がしやすいと思っている方もいるかと思います。
ただ、練習にコード譜を使うことも良いのですが、初心者の方には楽譜を使って練習することをお勧めします!

楽譜をお勧めする理由は、楽譜を使って練習することによって、弾き方(アレンジ)の幅が広がるからです。
コード譜のみで練習をすると、コードは弾けるようになりますが、コードのパターンやリズムのとり方などがワンパターンになりがちになってしまいます。

楽譜選びのポイント

楽譜は同じ曲でも難易度やアレンジが違う楽譜がたくさん販売されています。
自分のレベルよりも難しい楽譜を選んでしまうと、なかなか練習が進まず挫折の原因にもなってしまいます。
楽譜は始めたばかりの入門レベルから初級、中級、上級に分かれていますので、自分のレベルに合わせて楽譜選びをしてみましょう♪

ということで、今回は楽譜を使ったピアノの練習法でお話させていただきます。

この練習法で実践すると、手間がかかるように思えて意外と時間をかけすぎず、効率よく新しい曲が弾けるようになります。

※練習に入る前に

楽譜を読むことが苦手な方は、まずはドレミの一覧表を見ながら楽譜にドレミを書いていきましょう✏️

そして元々音源のある曲を練習する場合は、何回か曲を聴いてみましょうᖰ ᖳ

それでは練習に入りたいと思います♪

①右手から練習

最初は、右手部分を弾いてみましょう。
慣れてきたら、音源と合わせて弾いてみましょう。
YouTubeで流す音源やカラオケアプリなどは、再生速度を変更出来たりするので、その場合は再生速度を落とした音源でまずは弾いてみましょう。

②次は左手の練習

右手が弾けるようになったら、次は左手部分を弾いてみましょう。
このときに、左手部分を黙々と弾いていくのではなく、右手部分をイメージしたり軽く口ずさみながら弾けると尚良いです👍それが難しい方は、音源と合わせながら弾いてみましょう。

右手も左手も音源と合わせて弾けるようになったら、次は両手の練習になります。

③両手でゆっくり弾いてみる

このときに必要になってくるアイテムは、メトロノームです。
メトロノームをお持ちでない方は、スマホアプリからメトロノームをダウンロードして使ってみてください。

だいたいの楽譜の左上に、曲のBPM(テンポ)が書かれていると思いますが、いきなりそのBPMに合わせて練習することは難易度が高いので、「このBPMだったら落ち着いて弾けるかも!」と思える少しゆっくりめなBPMに設定して、メトロノームを鳴らしながら練習してみてください。

④短いフレーズをくりかえす

曲の中の短いフレーズをその部分だけで繰り返し練習しましょう。それが慣れて弾けるようになってきたら、次のフレーズに進み、それも慣れて弾けるようになったら、2つのフレーズを通して練習します。
この方法を繰り返し、足していき、曲を形にしていきます。

両手の練習は、いきなり一気に最初から最後まで弾こうとすると、余計に時間がかかってしまいますし、なかなか頭に入ってこないので、「今日はここからここまで!」と区切って練習して、少しずつその範囲を広げていくことをお勧めします。

まとめ

ピアノは、弾けるようになるまで時間のかかる楽器です。
いきなり両手で曲全部を弾こうとせず、まずは片手ずつ、そして両手で1フレーズずつ、少しずつ慣らして弾く範囲を増やしていきましょう。
少しずつコツコツと練習していくことによって、弾けるようになっていきます。
弾けるようになった時の達成感や喜びを楽しみながらピアノを練習してもらえたらと思います🎹



それではまた♩¨̮

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