ラップの発声について

一口に「ラッパー」と言ってもいろんなタイプの方がいますし、「ラップの発声っていうのはこうやらなきゃダメですよ」なんてことはないと思っています。
ただ!これからラップを始めたいという生徒に教えるにあたり、指標というか、(私が思う)まずはこうあるべき!を伝えなければと常々思っています。
Spitする!!!!!
ラップ用語で「Spit(スピット)する」という言葉があります。
特に海外のラップの歌詞には頻繁に出てくるワードですが、google翻訳で調べると「唾を吐く」….. なんですが、要は、唾を飛ばしまくるぐらい熱く激しくラップする!ってことですね。
生徒と話していると、やはり日常生活の中で大きな声を出し続けること自体なかなかないですし、普段話している声以上に大きい声を出すというのは人によっては(慣れていないから)難しい、という状況があります。
強い発声には強い呼吸
大きい声=強い声 だと考えて、強い声を出すには強く息を吐く必要があります。
強く息を吐くには強く息を吸わねば。
と思うのですが、ここでも、「強く息を吸うという状態が分からない」という声をよく聞きます。
難しいですが、例えば、潜水しようとしたら、なるべく多く大きく息を吸い込みますよね?そんなイメージかなと思います。
殻を破る
ちょっと精神論になっちゃいますが、「強く声を出せない」のは「意識的に出したことがない」のかなと、僕は思うので、その自分のイメージをなんとか壊して、殻を破って、恥ずかしさを振り払って…… そのお手伝いをします!!!
大きい声、強い声を出せた上で、そこから声の強弱のコントロールを身につけていくと、カッコ良くなっていくんじゃないかなと、思います!