小学生/キッズのラップレッスン

ここ最近、生徒で増えたのが小学生のキッズ達です。
間違いなくYouTubeでのラップバトル動画の影響が強いです。小学生男子の大スター・”ピラフ星人”氏をはじめとした彼らの功績は凄まじいなと…。
動画の中のラップバトルのスター達はルックスなんかも含めて憧れの対象になっています。
学校で友達同士でラップし合う….だけでなく、自宅でお父さんお母さん相手にラップバトルを延々と仕掛けてくる、という状況に若干困っている親御さんも多いのではないでしょうか。苦笑
ラップバトルというかフリースタイルラップ
それらの影響で、少なからずセンシティブな内容だとか、場合によってはただの”悪口”ばかりが耳につく、ラップバトルってそんなイメージだよねっていう印象もあるのかなと思います。
レッスンの中では、キッズ生徒に興味を持ってもらうというか楽しんでもらうために、まずは好きなようにやらせます。
ただ、緊張もあったりするでしょうし、講師に対していわゆる悪口的な事をグイグイ言ってくる子はそういません!
その流れで、”バトル”ではなく”ラップ”をするという考え方を伝えています。
自己紹介や友達の事/学校の事/家族の事…. 好きなゲームの事やよく見るYouTubeの事…. やらせてみると結構いろいろ出てきて面白いです。
言葉の勉強や表現
小学生とはいえ、実際はたくさんの言葉を知っています。
それを思いつくかどうか、が”頭の体操”としてとても有効だと思いますし、
思いついたけどラップにはしづらかった文章を並び替えて…とか、
思いついたけどこの言葉は適してないから何か別の言い方を….とか、
キッズ達なりにすごく考えてくれます。
上手に韻が踏めた瞬間のドヤ顔も最高です。
本人的に上手くやれた部分を動画に撮ってあげてるので、それを渡しています。
「これは動画じゃなくてママに直接見てほしい」と言ってレッスンルームにお母様を呼んできた子もいました。自己表現ですね!
遊びの延長
ラップで遊びながら、好きな事を歌詞にしながら、リズムに乗りながら、楽しくラップに親しんで、
自分オリジナルの曲を作ったり、自在にラップが出来るようになったりしていくと…. 夢が広がりますね!