ラップのフロー

今回は具体的にラップの技術の話です。

「ラップがうまい」の基準はもう本当に人それぞれですが、代表的な例というか、僕が思うのは「(韻の上手さやリアルさも含めた)リリックの内容が良い。リズム感が良い。(メロディも含めて)フローが豊か」かな〜と思います。

特例はいくらでもありますが、言い出したらキリがないので、ひとまずこんな感じです。

今回は「フロー」について。

フローってなに?

Google等で調べると、歌い回しのことで、声の高さや強弱、速度に変化をつけて、曲を印象付ける。ということです。

大昔、先輩に教わったのも、その後の様々な経験で得た知見からしても、納得です。

フローはどうやって作る?

文面では非常に難しいですが….. リリックを書いたら、ビート(リズム)に乗せてラップしてみます。その際、リズムに合わせて棒読みしたいわけじゃない…. ですよね?

ノリの良さや感情の起伏を表現したい。

例として「リズムにあわせてラップしてみる」というリリックがあるとします。声に出して読んでください。それは音読。

次に同じスピードで「リ!ズムに あ!わせて ラ!ップし て!みる」リ / あ / ラ / て にわざとアクセントをつけてください。強めに。

どうでしょう?ノリが良くなりませんか?

ノリの良さを感じることが出来たら、そこからはひたすら応用の連続です。

フローってそんなに重要?

僕の個人的な解釈として、有名になるようなラッパーは必ずその人なりの素晴らしいフローを駆使しています。その人の声の一部です。

初めて聴く曲でも、一聴して「誰々だ!」と分かる声ってありますよね?

同様に、誰だか分からず聴いている曲で「これ誰々っぽいフローだなぁ」っていうのもあると思います。それぐらい印象深いものです。

簡単なものではないですが!!



立川のボイトレスクール「DECO MUSIC SCHOOL」の無料体験レッスンはこちら!