ステージに立つ意味
こんにちは!
DECO MUSIC SCHOOL講師の萩原義人と申します。
今回はステージに立つ意味について
お話したいと思います。
①【そもそもステージとは?】
②【練習とステージの違い】
・音の違い
・意識の違い
・感動の違い
③【ステージに立つ意味】
という順番でお伝えしていきます。
①【そもそもステージとは?】
歌や演奏をするステージは舞台だけとは限りません。
ではまずどんな場所で歌うことがあるでしょう?
一般的に1番身近なステージはというと、
おそらく誰かと一緒に行くカラオケになるでしょうか。
僕個人の話で言うと、
人前で歌うと言うことをステージと定義するなら
僕の子供の頃のステージは
家族でお出かけするときの車の中でした。
カーステレオから流れる音楽に
移動時間の間、僕がほぼずっと歌っていたのです。
(マジでうるさい笑)
家族はどんな気持ちでそれを許容してくれていたのでしょうか。
もはや僕の歌声込みで「エンジン音」として捉えていたとしか思えません。
その後、色んなステージ(場所)で歌ってきました。
たとえば、以前のブログ(2023年6月30日付け)にも書いた中学生の頃、
ホールでの初ライブを始めに、
・ストリートライブ
・ライブハウス
・フェス
・オーデイション
・配信
などなど。
他にも余談ですが、
結婚式の余興を頼まれた際には、
1〜2曲歌うだけかと思ったら
生バンドで入場から退場まで全てのBGMを
僕らが演奏するなんていうステージもありました。
あとは米軍の横田基地の中で歌ったことなんかも。。
世の中には様々なステージ(場所)があります。
生徒のみなさんにとっての身近なステージは発表会だと思います。
担当の先生からも
「発表会に出てみたら?」
と勧められると思いますが、
それは何故でしょう。
そこには色んな理由があります。
②【練習とステージの違い】
まず多くの人が戸惑うのは
音の聞こえ方の違いです。
なぜなら「練習とはまるで違う」からです。
《音の違い》
想像してみてください。
お風呂で歌ったりすると音が程良く反響して気持ちいいですよね。
では体育館での校長先生の話はどうですか?
もしくは運動会のグラウンドで聞く放送の音は?
反響しすぎて聞き取りづらくないですか?
極端な例を出すとそんな感じで、
その空間の大きさや、
スピーカーなど機材の音質などによって、
自分の声や音楽の聞こえ方が変わるのです。
それによって、
主に声の出し方などにおいて
「練習ではいいけど本番だとこうなるのか」
という気付きが必ずあるはずです。
《意識の違い》
歌う時あなたはどこを見ていますか?
カラオケの歌詞?
弾き語りならギターやピアノの手元?
もしくは部屋の壁とか?
想像してみてください。
その視線の先がたくさんの人の顔だったら?
人の目線や意識が
自分に向いてるということ
緊張だけでなく、
そこでは色んな感情に遭遇するはずです。
それに加えてお客さんのことも頭をよぎります。
見に来てくれるお客さんは
その時間の予定を空けて観に来てくれます。
場合によってはお金も払って。
自然と一生懸命にやろうって思いますよね。
このように、練習とは色んな意味で意識が変わってくるわけです。
《感動の違い》
1番の違いはここにあります。
そもそも日々の練習やドキドキは、
そのステージ本番の為のもの。
たとえ今の実力がどんなに拙いレベルであっても1つの節目になります。
勇気を持って人前に立つという挑戦をしたこと、
それに向けて練習したこと、
ステージ後には色んな感動が訪れます。
そして本番での拍手や歓声には
他の何にも代え難い喜びがあります。
③【ステージに立つ意味】
ここまでお話ししたような感覚は
そのステージに立つと言う経験をした本人にしか分からない感覚です。
言葉や動画では伝えられないものです。
上手か下手かに関係なく、
「ステージに立つと言う経験」
それがどれだけ大切か。
ステージは練習の何倍もの感動や経験を与えてくれます。
みなさんも是非トライしてみてください。
最後に私事で恐縮ですが
僕自身もライブ活動をやっています。
僕もみなさんと同じように練習とステージを繰り返しながら
日々少しずつ上達できるように頑張ります。
みなさんも様々なステージを経験して
良い音楽ライフが歩めますように。
それでは!
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