GOSPELの発展

皆さん、こんにちは♪♪いつも本当にありがとうございます!
DECO MUSIC SCHOOLにて、ボーカルコース、プロボーカルコース、話し方コースを担当しております講師の髙橋律子です。


このブログでは、私の歌のルーツから、
レッスンに至る中で、こんなことを意識しながら教えています!と言った事柄、
私の好きなこと、性格?!までを、綴っていけたらと思いますので、
是非お楽しみください!



前回は、第1章の続きである、
ブラックゴスペルミュージックの音楽的構成と歌詞の背景(スピリット)に触れました。お楽しみいただけましたか?

エドゥインホーキンス氏のお写真がとてもなつかしい!とても若かったですよね!
ついでに私も!!😂 前回のブログを書きながら、昔の写真を振り返りつつ、
『あぁ、過去があるからこそ、今があるんだなぁ』としみじみ。
そして感謝が生まれました!



さて、本日は、GOSPEL MUSICの発展について、ご紹介をさせていただこうと思います!!


ゴスペルは、アメリカが大恐慌に陥っていた1930年代に発展しました。
ゴスペルの父と呼ばれているブルース、ジャズのピアニストでもあった
トーマス・A・ドーシーが、ニグロ・フォーク・スピリチュアルズの精神を、
ブルースやラグタイムのリズムとハーモニーに、当時の都市の生活のエネルギーとに、初めて結合させたと言われています。
そしてこの聖なる音楽の形を、彼は『ゴスペル』と名付けました。

ドーシーは500曲以上の曲を書き、その中のいくつかは現在のゴスペルのスタンダードになっています。アフリカ系アメリカ人の達の声のリズム、音の特徴を捕らえ、それを多くのシンガー達が歌える歌にしました。



また、ゴスペルであるかどうかを知るには、そのメッセージ性や歌われ方にあります。

この地球を、大地を、空気を、山々を、そして動物、私たち人間を創造された愛ある神を讃える。 そして、この神聖さを認めずに日々自我で生きてしまう生き方を、
ただただ十字架を見上げる時に、恵みと憐れみを受ける。
この新約聖書に沿ったメッセージを、信仰により感謝し、苦難を乗り越えていく。
ゴスペルは歌う瞬間に、このスピリットを全力で音楽に注ぎ込みむことで、表現しています。 その意味で、ゴスペルはとても瞬間的であり、直感的でもあり、そして感情的ですね。 なんとも活き活きとしていてスリリングな音楽です♪


そう、つまりゴスペルは神様との個人的な関係を音楽として表現しているのです。



また、前回のブログで述べたように、ゴスペルは歌という文化の歴史でもあります。 ブラックアメリカンにとってのゴスペルは、自分が黒人であること、
そして何百年にも渡り抑圧されていたことから、 自分自身を開放するために歌ってきたのがルーツですから、その抑圧された原因にまで遡って、魂を歌っています。



皆さん、このブラックゴススペルミュージックについて、お楽しみいただけましたか?
私自身、このソウルフルなゴスペルが、本当に大好きです!!!!
生きていると、自分のエゴが顔を出し、今でも自分ばかりにフォーカスをしてしまう自分がいます。不完全さを認められずに思い悩む時もあります。
でもそんな時、いつもゴスペルを賛美すると、素晴らしい出会いや環境が与えられていること、与えられているものは十分で、全てが偶然では無く、奇跡であることに立ち返り感動します。
ゴスペルを通し、一瞬一瞬を活き活きと、スリリングな感性が与えられているなぁと思わされます。


ここまでお読みいただきありがとうございました!
本日は、GOSPEL MUSICの発展についてご紹介しました♪
次回は、GOSPEL MUSICを使ってパワフルに歌うコツを、
ご紹介をしていこうと思います!


体験レッスンで、お会いしましょう!!
祝福が豊かにありますようにお祈りしています!


↑アメリカのチャーチキャンプでの一枚♪