コーラスのお仕事って何してるの?
皆さんこんにちは。 DECO MUSIC SCHOOL講師の青輝波です。
今日は、私が普段やっているコーラスのお仕事に関して、どんなことをしているのか少し参考程度にお伝えさせていただこうかなと思います。
今回は、「ツアーのコーラスでやること」をテーマに書きたいと思います。
ツアーのコーラスとは。
ツアーのコーラスは、ご想像の通りアーティストさんのツアーの際に、ご依頼頂いて一緒にステージに立ち、歌うお仕事です。
事前に決めたコーラスワークを、1人だったり、2人だったり、3人だったりで歌っています。人数は少人数が普通ですが、時と場合によって数十人のコーラス隊で歌うこともあります。
実は歌だけではなく、一緒に簡単な振り付けをして踊ったり、盛り上げたり、ちょっと難しいダンスを、ダンサーさんと一緒に踊ることもあります。
そして、コーラス以外にちょっとパーカッションをお願いされることもあります。 ギターやピアノなど楽器が弾ける人はコーラスを兼任したりすることもあります。 場合によっては、MCをお願いされることもあります。
楽器の皆さんは基本的に両腕が塞がっていますので、「盛り上げ隊」という役割が強い気がします。
こんな風に、ステージの衣装でナレーションしたこともあります 笑
コーラスの準備ってどんなことしてるの?
コーラスのご依頼をいただき、ステージに立つまで、色んなことをしています。 リハーサルが始まるまでが実は一番大変なのです。
2、3人でコーラスをすることが多いので、そのパターンでお話をしてみますね。
まずは、事務所さんと個人の音楽家を繋いでくれている会社さんから、1人のコーラスにツアーのお話が行きます。
そして、今回何人コーラスが必要なのか、誰と一緒にやるのがいいと思いますか?という提案がされます。
お話を受けた方が、推薦をします。 そして推薦された方にお話がいき、都合が合えばコーラスチームが決まります。
(もちろん色んなパターンがあり、こちらが推薦しないこともありますし、作詞家さんや、その事務所さんに所属されているアーティストさんがコーラスとして入ることもあります)
メンバーが決まったら、大体最初にお話が行った人がコーラスチームのリーダーとなります。
リーダーはやることがたくさんあります。
…(中略)…
私もリーダーをやらせていただいた経験が何度がありますが、本当にずっと家にこもっていたいくらいの作業量をこなしておりました、、。
…(中略)…
本番でいかに歌いやすくするか、が大事なので、みんなそれぞれのやり方で楽曲を自分の体に染み込ませていきます。
リハーサルはどんなことをしているの?
ツアーのリハーサルは、ほとんど2、3回で終わることが多いです。 もう少し余裕があれば4回くらいあったりはしますが少なければ1回で終わってしまうこともあります。
ちなみに、毎回リハは朝から晩まで少しの休憩だけでほぼぶっ通しでやります。長丁場です。
…(中略)…
Cheese
リハーサルの時、ミュージシャンは自分の足元を撮影しがちです。笑
ゲネや本番ではどんなことをしているか
ゲネ、というのは本番と全く同じことを、本番でやる会場(違う場合もあります)で行うことです。
ゲネはツアーの中で一回だけ。ツアー初日の前だけにやっています。
…(中略)…
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…(中略)…
最後に
長くなりましたが、コーラスのお仕事の一部を紹介いたしました。
華やかなステージの裏では、膨大な数の人たちが必死こいてステージを作り上げています。
とてもとても大変なお仕事ではあるのですが、その分お客様の反応を見て、嬉しくて泣けてしまう時も多々あります。
あんなに幸せな空間に参加させていただけるのはとても幸せなことだなと思います。
もしステージに立つ側の人間でありたい!と思われたなら、何をして行ったらいいのか考えるための一つの材料になればいいなと思います。
長々とお読みいただきありがとうございました。
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