120%楽しむ!プロ目線の観劇のコツ👀
.jpeg)
こんにちは!DECO MUSIC SCHOOLの小笠原 桜子です🩰👩🏻🚀
前回の初心者の方へ向けたミュージカルの楽しみ方お読みいただけましたでしょうか?🔰🕺🏼
今回は上級者編です!
プロの目線でミュージカルを楽しむコツも紹介します!
総合芸術を余すことなく!
ミュージカルの観劇に慣れてくると主役だけでなく、アンサンブルの動きや衣装、セット転換なんかも目に入ってくるようになります。
たくさんの人が携わって完成するミュージカルの舞台。隅から隅まで観察して総合芸術を楽しみましょう!
.jpeg)
プロであればつい観てしまうのがこんなところ。
- 役者のセリフや動きに嘘がないか
- 動機や意味を持って動けているか
ミュージカルのお芝居はその特性上 動きをあらかじめ指定されることが多いため、
役者自身が動機づけをしてキャラクターの心情と動きをリンクさせていく必要があります。
これはお芝居の質をグッと引き上げる大切な要素。
動機づけを曖昧にしたまま舞台に上がっていないか、
演技に不自然さがないか、敏感に感じ取りながら観劇してます👀👂🏻
ミュージカルソングはここに注目!
ミュージカルには「気持ちが高ぶると歌になる」という約束事がありますが
この気持ちが高ぶった瞬間を見逃してはいけません!
何か心情の変化があったり
物語が動き出すきっかけでもあるので
キャラクターが一番イキイキしていて見応えのあるシーンです!✨
この瞬間が見られるのは前奏か、曲が盛り上がる直前。
エネルギーが高まるので表情や体の使い方にも注目して見てください!
プロを目指す方はセリフから歌への助走の付け方にも注目して観ておきましょう。
何のセリフをきっかけに前奏が始まるのか
心情に変化があらわれるきっかけはどこか
プロがどう表現しているのか学ぶことは多いはずです。
.jpeg)
I wish song
この気持ちが高ぶる瞬間がよくわかるナンバーというのがありまして、それをI wish songと呼びます。
.jpeg)
作品の顔とも言える有名なナンバーが多いです。
- 陽射しの中へ(ノートルダムの鐘)
- 僕こそミュージック(モーツァルト!)
- パート・オブ・ユア・ワールド(リトルマーメイド)
- Journey to the Past (アナスタシア)
など他にもたくさんあります。
主人公が自分の願望を歌う曲で、物語を展開していくとてもエネルギッシュなナンバーです。
主に1幕の前半で歌われることが多いです。
歌っていてとても気持ちよくなる曲ではありますが、
そこは俳優として、きちんとキャラクターとしてセリフを語るように歌えているか要チェックです☝🏻
非日常に浸って没入感を楽しむ
プロを目指していたり、何度も観た作品であるほど
だんだんと純粋に舞台を楽しむことが難しくなってきますが
見たいものを見て、目に映るものをそのまま見て感じてください!
たまには劇場という大きな空間に身を委ねてミュージカルを楽しみましょうね♪
.jpeg)