夏フェスの季節 〜その5〜

こんにちは!DECO MUSIC SCHOOL 講師のひろせです。9月になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

5月から夏フェスの魅力について書いてきましたが、今回で5回目。

季節的にもこの記事で夏フェスについては最後になると思いますが、今回は現地で聴いて素晴らしかった歌声のアーティストを紹介します。

Jorja Smith

今年のサマソニで、ヘッドライナーのAlicia Keysと同じくらい楽しみにしていたJorja Smith。

元々彼女のLost & Foundというアルバムが好きで、生で聴くのを楽しみにしていましたが、その歌声は絶品でした。

これまでたくさんの素晴らしいアーティストの歌声をサマソニで聴いてきましたが、その中でも特別に記憶に残る体験のひとつになりました。

歌声が素晴らしいだけで、こんなにも毎瞬感動できるのだということを思い出すことができました。

会場に鳴り響く彼女の歌声が忘れられません。

この日はヘッドライナーのAlicia KeysやCamila Cabello、そしてJorja Smithの歌声が特に素晴らしかったです。

Tones and I

去年のグリーンルームのヘッドライナーを務めたTones and I。

こちらも音源で個性的な歌声を元々聴いてはいたものの、実際に聴いた歌声は期待を大きく上回りました。

あれほど歌声そのものに心を動かされ、歓声を上げた体験は他になかったかもしれません。

彼女のことを良く知らなかった隣にいたグループが、鳥肌が止まらないと口々に言っていたのが印象に残っています。

歌詞の内容も知らない、フェスで初めて聴いた人の心も震わせてしまう魅力が彼女の歌声にはありました。

再び来日する機会があれば、あの心震える体験をまた味わいに行きたいと思います。

The xx

2017年に初めて行ったフジロックで聴いたThe xx。

こちらは先に挙げたソロのアーティスト2組とは違い、男声と女声のツインボーカルです。

音源がとても魅力的で、その日も生で聴くのを心から楽しみにしていたのですが、2人が歌い始めた時に会場の空気が一変したのを強く覚えています。

始めてのフジロックだったのでより鮮明に記憶に残ったのですが、フジロック常連のお客さんからしても彼らのパフォーマンスは特別なものだったようです。

シンプルに、歌声の素晴らしさで空気が変わる、特別で素晴らしいパフォーマンスを目の当たりにすることができました。

終わりに

普段、みなさんはどのような歌唱に心が動かされるでしょうか?

展開に合わせて表現を変えている様子や、言葉のひとつひとつが心に沁みたり、ずっと音源で聴いていた人が目の前で歌っているという事実に感動したり、人それぞれ心が動く体験をしたことがあると思います。

ボーカルの上手さにしても様々な要素がありますし、人の感動するポイントは多様です。

その中でも今回上げた3組に関しては、ボーカルテクニックや歌詞ではなく、ただただその人が作り上げた歌声そのものに毎瞬心が動くような、そんな体験をすることができたのを覚えています。

テクニックや抑揚も大事ですが、そもそも自分が理想とする歌声はどんなものなのか、それを意識して作り上げる時間もとても大切です。

そしてその音は、やがて国を越えて聴く人の心を一瞬で掴むような未来も手繰り寄せてくれるかもしれません。

皆さんも是非、ご自身の理想とする素晴らしい歌声を目指して練習してみてください。

それでは、また!

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