いきものがかり「ブルーバード」は、なぜオーディション課題曲に選ばれるのか
こんにちは!
東京、立川市の音楽スクール
《DECO MUSIC SCHOOL》
ミュージカルコース担当の迫田です♪
最近、生徒さん(女性)からこんな質問をいただきました。
「先生、2.5次元の舞台オーディションでいきものがかりのブルーバードが課題曲になることが多いって聞いたんですけど…
この曲を練習すればオーディション突破できるようになりますか???」
今日はこのご質問について皆さんとシェアしていきたいと思います!
どうやって決まるんでしょうか。
的確な人選のために合格、不合格を決めるオーディションでは、
色々な基準を判断することを目的として
課題曲が決められます。
みんなが誰でも歌える、ゆっくり穏やかな、
音域の狭い曲…
こういった曲では、未経験の人はともかく
歌を習ったことのある人であればなんとなく形になってしまう。
そうなると、合否の基準を設けるのが難しくなってしまいます。
レベルをある程度ふるい分けるために、
歌うのに技術を要する曲が
自然と課題曲に選ばれるわけです。
(ゆっくり穏やかな曲が技術がいらないわけではありません!別の難しさがあります、歌ってみたら痛感する方も多いはず!ですがこの場合はより審査に適した曲ということでこの表現をしました)
・リズム感あるかな?
・どんな声質なのかな?
・歌詞がしっかり聞こえてくるかな?
・曲の特徴を捉えて表現できているかな?
↑こういったことは、歌の基本的な技術面に関してのチェックポイントですね。
特定の役を募集する際に、
・求めている役柄と音域が合うかな?
・求めている役柄と声の高さ、パワー、透明感などの「声イメージ」は合うかな?
という、「その作品の曲を、役柄として歌いこなせる人材かどうか」
がとても重要視されます。
また、アンサンブルの募集オーディションでは
また少し審査ポイントが違って、
・様々な曲調の曲を歌いこなせるかな?
・ハモれる(主旋律じゃないメロディで迷子にならず歌って、ハーモニーを作れる)かな?
といったことなども審査の対象になってきます。
いきものがかりというアーティストと、
ブルーバードという曲について
考えてみたいと思います。
とくに吉岡聖恵さんの歌声に着目して聞いていると
ミュージカル歌唱で必要とされる要素が
めちゃめちゃたくさん詰まっています。
例を挙げると↓
・まっすぐ届く声
(→声が揺れたり震えたりすると歌詞が伝わらない)
・安定した声量で歌い続けている
(→声量にブレがあると歌詞が伝わらない)
・しゃくり、がなり、ウィスパーボイス、エッジボイスなどの節がほとんどついていない
(→節は必要な部分に最低限、つけすぎると歌詞が伝わらない)
・長く伸ばす箇所(ロングトーン)でビブラートをほとんど使わず、伸びやかな印象
(→ビブラートの有無を調整できる技術はソロでもアンサンブルでも必須)
・言葉の発音と滑舌が明瞭で聞き取りやすい
(→言わずもがな歌詞が伝わりづらい)
また、
・高すぎず低すぎない音域
・音符が細かすぎない
といったことも、
審査をする上で基準を設けやすく
審査員にとってはありがたいポイントです。
なぜ「ブルーバード」なのか?
という部分について、
補足で考察をしていきたいと思います。
・伴奏のリズム感が強い
(→しっかりとした滑舌で、声量を出して歌わないとオケに埋もれる)
・知名度が高い
(→マイナーすぎず、審査員が聞きやすい、受験者もこの曲を知っている可能性が高い)
・メロディラインの音程に差がある
(→中音域〜高音域まで素早く正確に歌えるかチェックされる)
まだまだたくさんあるかと思いますが、
ざっと挙げてみるとこんな感じです。
逆説的に言うと、
今あげたこれらのポイントをクリアできれば
歌唱審査で高得点が取れること間違いなし!!
一つ一つを自分で克服するのは
とっても時間がかかってしまうので、
マンツーマンレッスンを実施しているDECO MUSIC SCHOOLで
最速レベルアップを目指しちゃいましょう!
気になった方はぜひ、無料体験レッスンにお越しください!
それでは、今日も
楽しんで歌っちゃいましょう♪
東京、立川市の音楽スクール
《DECO MUSIC SCHOOL》
ミュージカルコース担当の迫田です♪
最近、生徒さん(女性)からこんな質問をいただきました。
「先生、2.5次元の舞台オーディションでいきものがかりのブルーバードが課題曲になることが多いって聞いたんですけど…
この曲を練習すればオーディション突破できるようになりますか???」
今日はこのご質問について皆さんとシェアしていきたいと思います!
オーディション審査員の真意その①
そもそも、オーディションの課題曲ってどうやって決まるんでしょうか。
的確な人選のために合格、不合格を決めるオーディションでは、
色々な基準を判断することを目的として
課題曲が決められます。
みんなが誰でも歌える、ゆっくり穏やかな、
音域の狭い曲…
こういった曲では、未経験の人はともかく
歌を習ったことのある人であればなんとなく形になってしまう。
そうなると、合否の基準を設けるのが難しくなってしまいます。
レベルをある程度ふるい分けるために、
歌うのに技術を要する曲が
自然と課題曲に選ばれるわけです。
(ゆっくり穏やかな曲が技術がいらないわけではありません!別の難しさがあります、歌ってみたら痛感する方も多いはず!ですがこの場合はより審査に適した曲ということでこの表現をしました)
オーディション審査員の真意②
歌の審査において舞台のオーディション審査員が知りたがっているのはこんなことです。〜歌の基礎編〜
・音程取れてるかな?・リズム感あるかな?
・どんな声質なのかな?
・歌詞がしっかり聞こえてくるかな?
・曲の特徴を捉えて表現できているかな?
↑こういったことは、歌の基本的な技術面に関してのチェックポイントですね。
〜ミュージカル編〜
加えて、ミュージカルなどの舞台では特定の役を募集する際に、
・求めている役柄と音域が合うかな?
・求めている役柄と声の高さ、パワー、透明感などの「声イメージ」は合うかな?
という、「その作品の曲を、役柄として歌いこなせる人材かどうか」
がとても重要視されます。
また、アンサンブルの募集オーディションでは
また少し審査ポイントが違って、
・様々な曲調の曲を歌いこなせるかな?
・ハモれる(主旋律じゃないメロディで迷子にならず歌って、ハーモニーを作れる)かな?
といったことなども審査の対象になってきます。
いきものがかりの「ブルーバード」を分析する
さて、ここで改めていきものがかりというアーティストと、
ブルーバードという曲について
考えてみたいと思います。
〜いきものがかり、吉岡聖恵さんの声質と歌い方〜
いきものがかりの曲、とくに吉岡聖恵さんの歌声に着目して聞いていると
ミュージカル歌唱で必要とされる要素が
めちゃめちゃたくさん詰まっています。
例を挙げると↓
・まっすぐ届く声
(→声が揺れたり震えたりすると歌詞が伝わらない)
・安定した声量で歌い続けている
(→声量にブレがあると歌詞が伝わらない)
・しゃくり、がなり、ウィスパーボイス、エッジボイスなどの節がほとんどついていない
(→節は必要な部分に最低限、つけすぎると歌詞が伝わらない)
・長く伸ばす箇所(ロングトーン)でビブラートをほとんど使わず、伸びやかな印象
(→ビブラートの有無を調整できる技術はソロでもアンサンブルでも必須)
・言葉の発音と滑舌が明瞭で聞き取りやすい
(→言わずもがな歌詞が伝わりづらい)
また、
・高すぎず低すぎない音域
・音符が細かすぎない
といったことも、
審査をする上で基準を設けやすく
審査員にとってはありがたいポイントです。
〜ブルーバードの難しさ〜
さて、いきものがかりさんの曲の中でもなぜ「ブルーバード」なのか?
という部分について、
補足で考察をしていきたいと思います。
・伴奏のリズム感が強い
(→しっかりとした滑舌で、声量を出して歌わないとオケに埋もれる)
・知名度が高い
(→マイナーすぎず、審査員が聞きやすい、受験者もこの曲を知っている可能性が高い)
・メロディラインの音程に差がある
(→中音域〜高音域まで素早く正確に歌えるかチェックされる)
まだまだたくさんあるかと思いますが、
ざっと挙げてみるとこんな感じです。
逆説的に言うと、
今あげたこれらのポイントをクリアできれば
歌唱審査で高得点が取れること間違いなし!!
一つ一つを自分で克服するのは
とっても時間がかかってしまうので、
マンツーマンレッスンを実施しているDECO MUSIC SCHOOLで
最速レベルアップを目指しちゃいましょう!
気になった方はぜひ、無料体験レッスンにお越しください!
それでは、今日も
楽しんで歌っちゃいましょう♪
ミュージカルコースの特徴
1、専門家がマンツーマンで苦手な部分もしっかりサポート。
2、基礎の発声からきちんと学ぶことができます。
3、オーディション対策の充実。
ミュージカルコースの詳細はこちら
無料体験レッスンはこちら