プロがオススメする歌う前のルーティン
こんにちは!
DECO MUSIC SCHOOLの小笠原 桜子です
近頃なかなかいいお天気に恵まれず、
このまま冬へ突入してしまいそうな寒さですね
さて、来たる冬。
体がカチカチに冷えて縮こまった状態で歌い始めると発声にあまり良くないってご存知でしたか?
スポーツの前に準備運動をするように、歌う前も体を温めて筋肉をほぐしてから始めるのが鉄則。
発声練習の前にオススメのストレッチも合わせてご紹介していきます!
日々のレッスンにぜひお役立てください♪
ボイトレ前のストレッチの効果とは?
声を発するのは声帯ですが、
その声帯を操るのは周りの筋肉です。
体が冷えているときは筋肉もこわばって硬くなります。
そのまま歌い始めると筋肉がうまく使えず、
「あれ?いつもの調子が出ないなぁ…」と、無理に出してしまいがち。
それが喉に負荷をかける原因となり
使いすぎや声枯れなどのトラブルにつながります
歌う前は軽いストレッチで血流を促し体温を上げ、
喉周辺の筋肉の強ばりをほどいてスムーズな発声へと導いていきましょう!
歌う前の準備運動
それでは、DECOでのレッスン前に立ったままできるストレッチを紹介していきます!
大きく深呼吸しながらやってみてください!
まずは体幹部 骨盤回し
腰に手を当てて左右大きく骨盤を回していきます。
大げさなくらいに腰で円を描くように、大きくゆったり回しましょう。
安定した発声には上半身はリラックスさせ
下半身でしっかり体を支えることが大切です。
腰周りをほぐして骨盤を正しい位置にセットし体を歌うモードへと切り替えていきましょう。
体幹部分を始めに動かすことで効率良く体を温めることができます!
呼吸筋 体側伸ばし
体を傾けて腕を遠くに伸ばしましょう。
息を吸うときに肋骨を思いっきり膨らませさらに腕を遠くへ。吐いてゆるめます。
呼吸筋を刺激することで息も取りやすくなります🧘🏻♀️
肩周り 肩甲骨のストレッチ
後ろで手をつないで斜め下へ引っ張ります。
肩甲骨を中心へギュッと引き寄せるイメージ。
胸を開いて大きく息を吸い込みましょう。
前で手を組んで肩甲骨のすき間を広げます。
左右に体を振って肩周りに気持ちのいい伸びを感じてください✨
最後に首回し
力を抜いて頭をぐるっと回し、
まっすぐ立っておしまいです
自分のレッスンの際はちょくちょく鏡を見てまっすぐ立てているか立ち方、姿勢をチェックしています
ルーティン化して安定したパフォーマンスに
紹介したストレッチはほんの一例です。
ご自身が一番心地良いと感じられるストレッチを組み合わせて実践してくださいね!
歌う前の儀式として取り入れることで
脳と体が『歌うモード』へと切り替わり、気持ちも前向きにスタートできるはずです
もちろん、緊張で萎縮して筋肉が縮こまっているときにもこれらのストレッチは有効です!
様々なストレス要因に負けず、
安定したパフォーマンスを届けられるよう、ストレッチぜひ取り入れてみてください
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