ミックスボイスへの道/子音のお話

みなさん こんにちは
DECO MUSIC SHOOL 講師の小川明子です。
今日は ミックスボイスを作るのに大切なこと
「子音」のお話です
前に「母音」のお話を書きましたが
「子音」の働きを理解することもとても重要です。
日本語って 「か、さ、た、ば、が、ぱ、、」と子音と母音を目では認識しづらいですよね。
ローマ字で書くと「Ka, Sa, Ta, Ba, Ga, Pa,,,」と認識しやすいので子音と母音の働きを別々に認識しやすいのです。
歌詞をローマ時に起こしてみたりすると 歌いやすくなったりもします。
子音の特徴をあげていきますね
①有音子音と無声子音
⚫︎無声子音は発声の時声帯が振動しない子音のこと
K、S、T、H、P、S、F
⚫︎有声子音は発声の時 声帯が振動する子音のこと
G、D、B、N、M、W、Z
声帯閉鎖が弱い人は︎有声子音を意識して発声するまたは有声子音を利用して発声練習をするなど効能があります。
また喉締めや狭窄、過緊張がある人は無声子音を使うと有効だったりします。
②子音の調音点
子音を出すときの、呼気を妨害する場所のことです。
両唇、歯茎、歯茎硬口蓋、硬口蓋、軟口蓋、口蓋垂、声門
③子音の調音法
子音を出すときに行われる、呼気の妨害の方法のことです。
鼻音、破裂音、摩擦音、破擦音、弾き音、接近音があります
言葉だけだと少し難しく感じるかもしれませんが 実際声にするとわかってきます。
専門的に声の知識を説明しながら、歌声をよくしていきます
歌うまになっちゃいましょう