舞台の本番日、出演者のスケジュールってどうなってるの?
こんにちは!
東京、立川市の音楽スクール
《DECO MUSIC SCHOOL》
ミュージカルコース担当の迫田です♪
今回は、 舞台の本番2公演がある日の様子を ブログで公開します!
前日はたっぷり睡眠を取り、勢いよく起床(もう少し早く起きたかった)
朝食を食べ、シャワーを浴びて劇場に行く準備をします。
メイクは家でしようかと思っていたのですが、 いさぎよくすっぴんで出発しました!
思い切りが大事です。あと帽子も大事。
あと日焼け止め。
・〜11:30 楽屋入り
朝の時間や劇場までの移動時間で「観劇当日のご案内」を送ったり、 Xやインスタストーリーで「本日の公演情報」を投稿する準備をしたりします。
集中しすぎると乗り過ごしてしまうので、駅も確認しながらバッチリ作業タイム。
迫田のXアカウントより。
迫田のInstagramストーリーより。
・11:30〜13:30 アップ、公演準備
メイクやヘアセットをして、体を起こしながら発声をしていきます。
日々公演が続くので、その日ごとにコンディションをチェックして 「今日は喉のマッサージとストレッチを念入りにやっておこう」 「発声はこれをマストでやっておこう」 と細かく調整します。
アップの前後どちらかでご飯を軽く食べます。
また、この時間にマイクチェックも行います。
ピンマイクを仕込んで、アップがてら公演の曲を1〜2曲リハーサル。
前日からの微調整があれば、それもこの時間で処理します。
・13:30〜14:00 開場
お客様を迎える時間!
おおよその劇場では舞台の音響や舞台面がモニターで確認できるようになっていて、 客席にお客様が入ってくるとモニターでちらりと見えたり、客席のざわめきが音響に乗ってきたりもします。
個人的には、楽屋でお客様を感じる瞬間は 「いよいよ始まるぞー!」と士気が上がる瞬間です。
・14:00〜15:30 昼公演(マチネ)
本日の1公演目!
稽古で積み上げてきたことをお客様に届ける瞬間です。
拍手が怒ったり笑いや息を飲む感じも伝わってきて、舞台と客席の空気を感じながら進行しています。
公演終了後は面会もあり、お客様にご挨拶をしたり感想を聞ける楽しいひとときです。
全てのお客様が退館したら、衣装から着替えて集まり、演出からマチネのダメ出しを受けます。
音響や照明、演出との兼ね合いもあるので、俳優が「ここでこの行動をする」というタイミングが大事な時と、ある程度ゆとりをもって動ける時があり、それを再確認します。
・16:00〜17:00 自由時間
しばしの休憩!
それぞれがリフレッシュする時間です。
ご飯を食べたり、軽く睡眠を取ったり。
この日はキャスト有志でうどんを食べに行きました!
散歩がてらコンビニに行って、ご飯をテイクアウトする時もあれば、
ド派手な舞台メイクをしているのでご飯は全て朝に買い込んでおいて食べる、という時もあります。
・17:00〜17:25マイクチェック
マチネ前と同じく、マイクを付けてリハーサルをします。
毎公演の開場前には、皆で円陣を組んで気合いを入れています!
今日も頑張るぞー!オー!
・17:30〜 開場
楽屋や袖でスタンバイして、お客様をお迎えします。
舞台前のこの時間が1番緊張する…という俳優さんもちらほらいますね。
私はというと、ワクワクしながらも割と慌ただしく過ごしているので、緊張を感じる暇がありません(笑)
・18:00〜19:30 夜公演(ソワレ)
本日の2公演目。
日々同じ台詞を話していても、その時の相手から受け取れるものが変わると自分の芝居もどんどん変化していきます。
見せたいものから外れないように、でも新鮮さを感じながら。
歌もクオリティを担保しながら、その日その時にフィットしたものをお届けできるよう歌っています!
お客様の退館後、会場は途端に「バラし」という作業が始まります。
全ての公演用設備を解体し片付け、会場をゼロの状態に戻すことを言います。
2階建ての舞台セットも、繊細に組まれたバンドブースも、千穐楽の後は瞬く間になくなってしまいます。
舞台の刹那を感じるひととき。
…と悠長に言いたいのですが、俳優たちにもやるべきことがあります!
メイクを落とした後は、持ち込み衣装や小道具を全て片付けて荷物をまとめ、
使った楽屋を綺麗な状態に戻します。
「これ誰のー?」
「あっごめん!私のだ!」
「この差し入れもらってない人どうぞー!」
という言葉が飛び交う時も。
・20:30 最終挨拶
全ての荷物をまとめ、バラしが終わると会場にて最終挨拶があります。
今回は全員揃っての挨拶を設ける時間があったのですが、カンパニーによっては流れ解散→打ち上げに向かう、というところも。
全員揃って無事に公演をお届けできた安堵感…
そして個人的にやりきったと感じるところ、あれはもっとこうしたかったと感じるところ、それぞれの思いを抱えながら 主催や演出からの言葉をもらいます。
・21:00 退館
最終挨拶が終わると気づけばこんな時間に!
会場の方やスタッフさん、キャストに挨拶をしてそれぞれが帰路につきます。
千穐楽後は楽屋においている全ての荷物を持ち帰るので、そこそこの大荷物。
帰宅すると、ホッとした気持ちと「荷解きしなきゃ」の気持ち、 そして「シャワー浴びたい」「ちょこちょこなんかつまんでたのにお腹空いてるな、なんか食べたい」の気持ちが一気に押し寄せてきますね!
湧き上がるタスクを順番にこなしていき、無事1日が終了。
個人的には結構ざっくりとしたスケジュールなので、これ以外の細々とした作業も含めると意外と慌ただしいような、 実際過ごしてみるとそうでもないような。
初舞台の方、最近舞台に出るようになった方などの参考になれば幸いです!
DECO MUSIC SCHOOLでは 現場を知り尽くした頼もしい講師陣が
豊かなテクニックであなたの歌をサポートします。
舞台の現場や歌の現場でのちょっとした疑問もぜひお気軽に相談してみてくださいね。
気になった方はぜひ、無料体験レッスンにお越しください!
それでは、今日も
楽しんで歌っちゃいましょう♪
●立川のボイトレスクール「DECO MUSIC SCHOOL」の無料体験レッスンはこちら!
東京、立川市の音楽スクール
《DECO MUSIC SCHOOL》
ミュージカルコース担当の迫田です♪
今回は、 舞台の本番2公演がある日の様子を ブログで公開します!
朝〜マチネ
・8:00 起床前日はたっぷり睡眠を取り、勢いよく起床(もう少し早く起きたかった)
朝食を食べ、シャワーを浴びて劇場に行く準備をします。
メイクは家でしようかと思っていたのですが、 いさぎよくすっぴんで出発しました!
思い切りが大事です。あと帽子も大事。
あと日焼け止め。
・〜11:30 楽屋入り
朝の時間や劇場までの移動時間で「観劇当日のご案内」を送ったり、 Xやインスタストーリーで「本日の公演情報」を投稿する準備をしたりします。
集中しすぎると乗り過ごしてしまうので、駅も確認しながらバッチリ作業タイム。
迫田のXアカウントより。
迫田のInstagramストーリーより。
・11:30〜13:30 アップ、公演準備
メイクやヘアセットをして、体を起こしながら発声をしていきます。
日々公演が続くので、その日ごとにコンディションをチェックして 「今日は喉のマッサージとストレッチを念入りにやっておこう」 「発声はこれをマストでやっておこう」 と細かく調整します。
アップの前後どちらかでご飯を軽く食べます。
また、この時間にマイクチェックも行います。
ピンマイクを仕込んで、アップがてら公演の曲を1〜2曲リハーサル。
前日からの微調整があれば、それもこの時間で処理します。
・13:30〜14:00 開場
お客様を迎える時間!
おおよその劇場では舞台の音響や舞台面がモニターで確認できるようになっていて、 客席にお客様が入ってくるとモニターでちらりと見えたり、客席のざわめきが音響に乗ってきたりもします。
個人的には、楽屋でお客様を感じる瞬間は 「いよいよ始まるぞー!」と士気が上がる瞬間です。
・14:00〜15:30 昼公演(マチネ)
本日の1公演目!
稽古で積み上げてきたことをお客様に届ける瞬間です。
拍手が怒ったり笑いや息を飲む感じも伝わってきて、舞台と客席の空気を感じながら進行しています。
公演終了後は面会もあり、お客様にご挨拶をしたり感想を聞ける楽しいひとときです。
マチネ終了後〜ソワレ
・15:30〜16:00 ダメ出し・調整全てのお客様が退館したら、衣装から着替えて集まり、演出からマチネのダメ出しを受けます。
音響や照明、演出との兼ね合いもあるので、俳優が「ここでこの行動をする」というタイミングが大事な時と、ある程度ゆとりをもって動ける時があり、それを再確認します。
・16:00〜17:00 自由時間
しばしの休憩!
それぞれがリフレッシュする時間です。
ご飯を食べたり、軽く睡眠を取ったり。
この日はキャスト有志でうどんを食べに行きました!
散歩がてらコンビニに行って、ご飯をテイクアウトする時もあれば、
ド派手な舞台メイクをしているのでご飯は全て朝に買い込んでおいて食べる、という時もあります。
・17:00〜17:25マイクチェック
マチネ前と同じく、マイクを付けてリハーサルをします。
毎公演の開場前には、皆で円陣を組んで気合いを入れています!
今日も頑張るぞー!オー!
・17:30〜 開場
楽屋や袖でスタンバイして、お客様をお迎えします。
舞台前のこの時間が1番緊張する…という俳優さんもちらほらいますね。
私はというと、ワクワクしながらも割と慌ただしく過ごしているので、緊張を感じる暇がありません(笑)
・18:00〜19:30 夜公演(ソワレ)
本日の2公演目。
日々同じ台詞を話していても、その時の相手から受け取れるものが変わると自分の芝居もどんどん変化していきます。
見せたいものから外れないように、でも新鮮さを感じながら。
歌もクオリティを担保しながら、その日その時にフィットしたものをお届けできるよう歌っています!
ソワレ終了後
・19:45〜 バラしお客様の退館後、会場は途端に「バラし」という作業が始まります。
全ての公演用設備を解体し片付け、会場をゼロの状態に戻すことを言います。
2階建ての舞台セットも、繊細に組まれたバンドブースも、千穐楽の後は瞬く間になくなってしまいます。
舞台の刹那を感じるひととき。
…と悠長に言いたいのですが、俳優たちにもやるべきことがあります!
メイクを落とした後は、持ち込み衣装や小道具を全て片付けて荷物をまとめ、
使った楽屋を綺麗な状態に戻します。
「これ誰のー?」
「あっごめん!私のだ!」
「この差し入れもらってない人どうぞー!」
という言葉が飛び交う時も。
・20:30 最終挨拶
全ての荷物をまとめ、バラしが終わると会場にて最終挨拶があります。
今回は全員揃っての挨拶を設ける時間があったのですが、カンパニーによっては流れ解散→打ち上げに向かう、というところも。
全員揃って無事に公演をお届けできた安堵感…
そして個人的にやりきったと感じるところ、あれはもっとこうしたかったと感じるところ、それぞれの思いを抱えながら 主催や演出からの言葉をもらいます。
・21:00 退館
最終挨拶が終わると気づけばこんな時間に!
会場の方やスタッフさん、キャストに挨拶をしてそれぞれが帰路につきます。
千穐楽後は楽屋においている全ての荷物を持ち帰るので、そこそこの大荷物。
帰宅すると、ホッとした気持ちと「荷解きしなきゃ」の気持ち、 そして「シャワー浴びたい」「ちょこちょこなんかつまんでたのにお腹空いてるな、なんか食べたい」の気持ちが一気に押し寄せてきますね!
湧き上がるタスクを順番にこなしていき、無事1日が終了。
スケジュールを書き出してみて
「俳優の1日のスケジュール」を文章でまとめてみたのですが、いかがでしたでしょうか?個人的には結構ざっくりとしたスケジュールなので、これ以外の細々とした作業も含めると意外と慌ただしいような、 実際過ごしてみるとそうでもないような。
初舞台の方、最近舞台に出るようになった方などの参考になれば幸いです!
DECO MUSIC SCHOOLでは 現場を知り尽くした頼もしい講師陣が
豊かなテクニックであなたの歌をサポートします。
舞台の現場や歌の現場でのちょっとした疑問もぜひお気軽に相談してみてくださいね。
気になった方はぜひ、無料体験レッスンにお越しください!
それでは、今日も
楽しんで歌っちゃいましょう♪
●立川のボイトレスクール「DECO MUSIC SCHOOL」の無料体験レッスンはこちら!