K-POPアイドルの歴史

皆さん、こんにちは。

DECO MUSIC SCHOOLで、
K-POPコース、洋楽コースを担当しているジナです。


前回はアイドル以外にも素敵な個性を持っている
アーティスト3人を皆さんにご紹介しましたが、いかがでしたか?
他にも色んなアーティストがいますので、
機会があればまたご紹介したいと思います。


それでは今日は、最近のK-POPの中心となる
アイドルの歴史についてご紹介したいと思います。


私が生まれた頃の時代から始まったアイドル文化は、
どうやって2023年現在のアイドルに至ったのか、
そして時期別に分かれたアイドルグループには誰がいるのかまで、
KPOPに関心のある皆さんなら一度は気になっていたと思います!


アイドル文化が形成されてからの歴史は20年くらいでそんなに長くはありませんが、各時期ごとにそれなりの特徴的な部分を持っているので、
皆さんが好きなグループは何世代に当てはまるか見てみるのもいいと思います。
そして、K-POPアイドルの歴史とともに育った私も、
今回のコンテンツを紹介しながら、当時の記憶を振り返ってみたい思います!
時期別のアイドルの特徴と、現在のアイドルに至るまでの旅程を、
私の思い出と一緒にお楽しみくださいね!



1,2,3,4世代。。。?


実を言いますと、正確に世代を分類するのは難しいのですが、
韓国では時期別にデビューや活動をした数多くのアイドルグループを、
大まかに区分するために「世代」という表現を使い始めました。

1世代、2世代、2.5世代、3世代、そして最後の4世代アイドルまで。
その20年の間アイドルは色んな方面で進化し続けています。
コンセプトの変化やSNSを活用したファンとのコミュニケーションなど、
時代の流れに合わせて変っています。
では、若年層を主軸に始まったこのアイドル文化の始まりは、
一体誰だったでしょうか?




第1世代アイドル「ソテジワアイドゥル」




ソテジワアイドゥル– I Know




実は1990年以前の韓国音楽の中心は、
フォークとロックジャンルで活動する歌手が多かったです。
そして人気歌手のファンの年代もある方でした。

1992年に「ソテジワアイドゥル」が誕生し、
10代、20代の若年層から爆発的な人気を得ます。


このグループを皮切りに、様々なダンスグループなどがデビューすることになり、
韓国音楽の流れが大きく変わります。


韓国人にはなじみのあるグループ、「H.O.T.(エイチオーティー)」、「SECHSKIES(ジェクスキス) 」、「神話(シンファ)」、
「g.o.d( ジーオーディー)」まで多数のアイドルグループが登場します。
女性グループでは「S.E.S (エスイーエス) 」、「Fin.K.L(ピンクル)」、「Baby V.O.X (ベイビーボックス) 」などが活動し、
それぞれ相反するコンセプトで競争することになります。
第1世代のアイドルの大多数は、『神秘主義』がコンセプトと言われ、
簡単に大衆と触れ合うことができない存在だったと記憶しています。



H.O.T.(エイチオーティー)





https://m.blog.naver.com/ppassong/221348377072

神話(シンファ)


それでは次の世代の説明に入る前に、
韓国で有名な第1世代のアイドル曲をご紹介したいと思います。
まずは、女性グループ!


ピンクルの「Eternal Love」!



今でも有名なソロ歌手として活動している
「イ·ヒョリ」が所属していたグループですが、
この歌はガールズグループの歴史的な歌とされています。
オープニングから始まる真っ白なテーマと 純粋な歌詞が、
ガールズグループとしてのピンクルの魅力を際立たせてくれます。


次は、NCT DREAMがリメイキングしたCandyの原曲者H.O.T!

H.O.T – Candy



今見てもさわやかではつらつとしたコンセプトで、
当時本当にすごく人気があったグループです。
私はこの当時の正確な記憶はありませんが、数年経った後もこの歌がテレビでよく流れてたことを覚えています。皆さんもNCT DREAMのバージョンと一緒に
オリジナルバージョンもご覧ください。


私は小学生の頃、「g.o.d」というグループが大好きで、
父にアルバムを買ってほしいとせがんだり、メンバーの顔付きダイアリーを買うほど大ファンだったのを覚えています。
その時が私が初めてK-POPのファンになった時期だと思います。
それでは、g.o.dのおすすめの歌を一曲ご紹介したいと思います。



g.o.d- Sky Blue Promise







では、第2世代アイドルにはどんなグループがいるのでしょうか?
第1世代アイドル時代には海外進出が活発な方ではなかったので、
皆さんご存知のKPOPの始まりとされるグループは、
この第2世代に属していると思います!
第1世代で作られたアイドルの枠組みを足がかりに、
第2世代アイドルグループが誕生します。

第2世代グループとしては、
「東方神起」、「BIGBANG」、「スーパージュニア」、「ワンダーガールズ」、
「少女時代」、「KARA」など、今でも有名なグループがあります。


東方神起



Kara


私の学生時代を振り返すと、休憩時間や昼休みに、
アイドルのライブ映像が絶えずプレイされてました。
この時は「ワンダーガールズ」の「Tell Me」と、
「少女時代」の「Gee」が大流行で、
お祭りでは男女ともアイドルダンスを踊っていましたし、
テレビ番組でもみんなダンスを真似したほど中毒性がありました。


この時流行した歌はフックソングで繰り返されるサビが特徴的で、
曲に似合うポイントダンスがあって覚えやすい歌が多かったです。
大衆性を得るには本当に良い曲が多かったです。


この時からは多様なグループの海外進出もますます活発になり、
韓国と日本で同時に人気を得たグループも多くなって、
「ガールグループブーム」が始まります。
アイドルグループのメンバーが地上波番組に出演することが多く、
第1世代のアイドルとは異なる、人間的な面貌を見ることで、
親密感を抱くファンが多かったです。


第2世代グループの歌は皆さんよくご存知の曲が多いと思うので、
私が選んだ曲を2つお届けしたいと思います。
まず、SUPER JUNIORのデビュー曲であるMiracleです!
デビューした時、メンバー数を見てびっくりした記憶があります。
この歌は明るくて軽快なメロディーの曲なので、最近も時々探して聞きます。


SUPER JUNIOR – Miracle




次は「Wonder Girls」の「Tell me」です!
レトロなコンセプトで、中毒性のあるサビが印象的な曲で、
私が中学時代、本当に皆が踊っていた曲で、
韓国を「Tell me中毒」に陥れた曲です。

Wonder Girls – Tell me





2世代と3世代の間には2.5世代という過渡期世代が存在します。

2.5世代グループの特徴としては、
ガールズグループとボーイズグループの定型化されたコンセプト以外に
枠を破るコンセプトを試みたものがあります。

2.5世代グループとしては、「2PM」、「2NE1」、「MissA」、「Shinee」、「F(x) 」、「4Minute」などがあります。



2PM




2NE1



2.5世代の曲の中で私の記憶に残っている曲がいくつかありますので、
皆さんにもご紹介したいと思います。

まず、既存ガールズグループの清純さと可愛いコンセプトとは正反対に、
独特な個性を持った声と素敵なパフォーマンスで、
当時衝撃を与えた2NE1のFireです!

2NE1 – Fire



次はF(x)というグループの曲です。

当時は本当に新鮮なコンセプトとイメージを持っていたfxのアルバム、
「Pink Tape」に収録された「Shadow」は今聞いてもトレンディな曲です。
この歌を聴くといつも胸がどきどきします。
Fxの独特なコンセプトと歌詞は初めて聞いた時は難解だった記憶がありますが、
一回聞いたら忘れられないほどいつも印象的な曲が多いです。


F(x) – 미행(Shadow)




さて、このように1世代、2世代、2.5世代のアイドルまで、
私がお届けしたかった曲と共にご紹介しましたが、いかがでしたか?
グループがデビューして活動しながら徐々に進化してきた過程を見てみると、
その中で多様なコンセプトを経験することができると思います。
曲の特徴的な部分を、最近のKPOP曲と比較してみる楽しさもあるので、
是非聞いてみてください!


そんな韓国アイドルグループ、
第3世代、第4世代アイドルグループは前の世代とはどう違うか、
また、これからのK―POPはどんな歩みを見せるのか、
これらを、次の記事にてお伝えしたいと思います!


最後に、もしK-POPや洋楽の歌い方、発音が難しくて歌を一人で練習するのが
難しい方、 韓国語もしくは英語で会話をしたい方がいらっしゃいましたら、
いつでも体験レッスンをお試しくださいね!

KーPOPコースの特徴

1、講師は担当制。 韓国の講師がネイティブな発音で指導。
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