歌詞のリズム感や迫力を上げる韓国語の発音

皆さん、こんにちは。

DECO MUSIC SCHOOLでK-POPコースと洋楽コースを担当しているジナです。

前回の記事では歌が早くても正確に韓国語を発音する方法として「ラップ」で練習する事に関してご説明しましたが、練習はいかがでしたか。

今回の記事ではK-POPを歌う時「強調」する方法としてよく使われてる韓国語の発音の説明をさせて頂きます。

パワフルでリズム感があるK-POPの曲を練習する時、発音は正確に歌ってるけど原曲と比べて何か物足りない感じがする時、ありますか?

原曲の歌手はすごく迫力がある声で曲のリズムを生かしてるけど、私が歌うとまっすぐでリズム感が中々出ないと悩んでる方のためには韓国語の「ㅊ,ㅋ,ㅌ,ㅍ」の発音の練習をお勧めします。

「ㅊ,ㅋ,ㅌ,ㅍ」の発音

韓国語の「차,카,타,파」の発音は日本語では「ちゃ、か、た、ぱ」と発音をします。

発音をしてみると特に韓国語との違いがはっきりしませんが、多くの生徒さんが曲を歌う時この「ㅊ,ㅋ,ㅌ,ㅍ」の発音を濃音「짜,까,빠,따」「っチャ、っか、っぱ、った」と混同して使う事が多いです。

濃音に関しては以前の記事で説明した事がありますので詳しく知りたい方は是非確認して見てください!

濃音と反対の発音の仕方

その濃音とは反対で韓国語の「차,카,타,파」の発音は日本語と比べて息を前に吐きながら発音する事が大事です。

特に曲を歌う時に歌詞の中でこういう発音を使ってインパクトを入れることが多いので、まずは

1)掌を口の近くに置きます。
2)そのまま「차,카,타,파」を発音をして息が掌までちゃんと届くか確認します。

日本語の場合は韓国語と比べて息をはかないように発音をするので
「ちゃ、か、た、ぱ」に「は」を入れて
「ちゃは、かは、たは、ぱは」みたいに最後まで息が届くように練習するといいと思います。

曲での練習

それでは実際の曲を一緒に練習しながら、適用して見ましょう。

今回一緒に練習する曲は「QWERーMy Name is Malguem」です。

QWERは韓国の女性バンドグループでして、この曲は(G)I-DLEのソヨンが作詞、作曲をした曲です。歌詞は全て韓国語ですごく正確でまっすぐな歌い方が特徴的な曲ですので、特に今回の練習にぴったりの曲になります。

黄色でハイライトされている部分が全部今回集中する部分になります。

まずは曲の声を聞いたら発音の仕方ははっきり聞こえますのでそのまま歌えるように練習をして見ましょう!

他のK-POPの曲にもこの強い発音「차,카,타,파」を使って迫力感を入れるダンス曲も多いのでみなさんが練習してる曲の中でも確認して見てください。

最後に、もしK-POPや洋楽の歌い方、発音が難しくて歌を一人で練習するのが難しい方、 韓国語もしくは英語で会話をしたい方がいらっしゃいましたらいつでも体験レッスンをお試しください!

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