夏に声が枯れやすい原因と対策
.jpeg)
こんにちは。ボイストレーナーのフジです。
夏になると「なんだか声が出にくい」「すぐガラガラになる」という相談をよくいただきます。
実は、夏ならではの環境や生活習慣が、声枯れを引き起こしているかもしれません。
今回は、夏に声が枯れやすい原因と、すぐできる対策を考えてみました。
1. 冷房による乾燥
エアコンで部屋を冷やすと、空気中の水分が奪われて湿度が下がります。
その結果、喉の粘膜が乾きやすくなり、声帯がスムーズに動かなくなります。
夜も暑く、キンッキンに部屋を冷やして寝たいところですが、濡らしたタオルを干してクーラーは1〜2時間後に消えるようにタイマーを設定するなどして、空気を乾燥させないようにしてます。
あと就寝前と後のうがいは欠かさないようにしてます。
2. 冷たい飲み物の飲みすぎ
特に暑い日のキンキンに冷えたビールは美味いっっっ……
暑いからといって冷たい飲み物ばかり飲むと、喉や体が冷えすぎて血流が悪くなります。
声帯の動きが鈍り、無理に声を出して枯れてしまう原因になります。
某カラオケ店のドリンク飲み放題とソフトクリーム食べ放題は程々にしときましょう。
3. 水分不足(脱水)
特に夏は汗で水分が失われがちですね。体が乾くと声帯も乾きやすく、声が続かなくなります。
対策として私は毎日2L以上の水を飲む意識で生活してます。
4. イベントや飲み会での声の酷使
カラオケやライブ、ビアガーデンなどでワイワイしてるとどうしても声が大きくなっちゃいますよね。
私も楽しくなればなるほど喉の事なんて忘れて大声出し続けてしまいます。
お酒と騒音の中で大声を出すと、声帯に強い負担がかかります。
声が大きくなる気持ちもわかりますが、7割に抑える意識をしましょう。
まとめ
夏の声枯れは「環境の影響」と「生活習慣」が重なって起きやすいものです。
ちょっとした工夫で声の調子はぐっと安定します。
「夏だから仕方ない」と諦めずに、日常の習慣を整えてみてくださいね。
ボーカルを目指す方はもちろん、声を使うお仕事の方にも役立つはずです。
☆冷房の風を直接浴びない
☆常温の水をこまめに摂る(氷入りドリンクは控えめに)
☆発声前には軽くストレッチしてウォームアップ
☆飲み会や外食では声を“7割の大きさ”に抑える意識を持つ
☆寝る前に蜂蜜や白湯で喉をケアする
是非、実践してみてください!
立川のボイトレスクール「DECO MUSIC SCHOOL」の無料体験レッスンはこちら!