色々な角度から同じ顔のイラストを描くコツ

こんにちは。DECOイラストコースの皐月です!
今回は「色々な角度から描いても同じ顔に見えるようにするコツ」についてお話ししますね。
人物イラストを描いていて、正面は描けるけど横顔になると「別人っぽくなっちゃう…」って悩むことありませんか?
実は、ちょっとした観察の仕方を身につけるだけで、その不安はぐっと減らすことができますよ。
ここでは大事なポイントを3つに絞ってみました。
① 顔のパーツの大きさを把握する
まずは、顔を「全体のバランス」で捉えてみましょう。
例えば、頭の大きさを「10」としたときに、目の大きさは「2」、鼻は「1」…というように比率で覚えておくと便利です。
こうやって「頭と比べて目はどれくらいの大きさなのか」を意識すると、角度が変わっても形がブレにくくなりますよ。

② パーツの角度を観察する
次に大事なのが、目や口の「傾き」です。
同じように描いたつもりでも、よく見ると眉毛や目尻、口角には少しだけそのキャラ特有の角度がついています。
それを見逃さずに描けると、ぐっと「そのキャラクターらしさ」が出るんです。
慣れてくると「この人は笑うと口角が少し上がるんだな」等の個性まで表現できるようになりますよ!
③ パーツ同士の距離を意識する
最後におすすめなのが、パーツの位置関係をしっかり覚えることです。
目と目の間はどのくらい? 鼻の下から口までの距離は? …といった感覚ですね。
このとき役立つのが「グリッド線を使った模写」です。
ガイドを引きながら練習すると、目や鼻の位置が安定してきます。
慣れたらグリッドなしでも自然と距離感を取れるようになりますよ。
例えば、好きなイラストやアイドルの写真を集めて、正面・横・斜めを同じ人物だと意識して模写してみるのも効果的です。
角度が変わっても共通する比率や傾きに気づけますよ。

顔を描くのって、最初はちょっと難しく感じるかもしれません。
でも、「大きさ・角度・距離」の3つを意識するだけで、安定して「同じ顔」が描けるようになります。
焦らずに少しずつ、一緒に練習していきましょうね!
それでは次回もお楽しみに。皐月でした!
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