イラストは全体のバランスを大事にしよう!

こんにちは、皐月です。

梅雨なんてあったのだろうかと思うような暑さが続いていますね。

私のパレットに出している絵の具が1日でカラカラになったのを見て

今年の夏はとても暑いんだろうなと思いました。

6月といえども熱中症には気をつけたいです。

さて、今日はイラストの全体のバランスについて少しお話しをしようと思います!

どこを見せたいのかをしっかり考えよう!

イラストを描くときに大事なことは、ラフ作成の時点でイラストで何を見せたいのかを決めておくということです。

見せたいものが決まることでそれをより効果的に見せるための構図であったり配置を考えることができます。

例えばこだわりの表情を見せたいのであればお顔が紙面の中で大きな割合を占めても良いんです。

表情を見せたいのに紙面に人物の全身を入れてしまうと紙面の中でお顔の占める割合は少なくなってしまいます。

逆に全体の体の動きを見せたいイラストなのに紙面が首から上ばかりを占めてしまうと見た人は動きには注目してくれません。

まずは自分の見せたいものが良く見えるような大きさや配置を考えましょう!

見せたい部分はしっかり描き込んで情報量を多くしよう!

見せたい部分の大きさや配置が決まったら次は見せたい部分を強調しましょう。

やり方は沢山ありますが、人間の目は情報量が多いものに視線が誘導されやすいので

表情を見せたいのであればお顔周りはしっかりと描き込みをして情報量を増やしてみましょう。

その代わりあまり見せたくない部分はそこまで描き込まなくても何を描いているのか伝わればOKぐらいの

情報量で描いてみましょう。

例えば人物を見せたいのに背景もエフェクトも詳細に同じ情報量で描き込んでしまうと見る人はどこを見てもいっぱいの情報に触れるわけですから

一つ一つの印象が弱くなってしまいます。

光を使ったり、色に変化をつけたりして情報量の差というのをしっかりつけてみましょう

他にも人が美しいと感じる構図等もありますがまずは情報量を描き分けるスキルを磨いていきましょう!

まとめ

今日はイラストの全体のバランスという抽象的なテーマについてお話しをさせていただきました。

少し難しめのお話なので伝えきれなかった部分もあるかとも思います。

レッスンではよりイラストを魅せるための工夫するポイント等を実際に添削をしながら進めることもできますので

ご希望の方がいらっしゃいましたらお気軽にお声掛けくださると幸いです。

それでは今年も暑い夏が身近に迫っていますが、頑張ってイラストを描いていきましょう!

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