イラストはアナログとデジタルどちらがオススメ?

こんにちは、イラストコース担当の皐月です。

最近は花粉症と黄砂の影響でマスクが外せないのですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

さて、今回はイラストをこれから始めようという方がよく迷われるアナログかデジタルか問題について

一緒に考えていければと思います。

あなたは何のためにイラストを描きますか?

アナログかデジタルかの前にそもそもあなたは何のためにイラストを描くのかを決めておくといいでしょう。

「イラストを描いてSNSで投稿したい!」

「いやいや上達して色紙や似顔絵を描きたいんだ!」

「有名な絵師になって個展を開きたい!」

皆さん様々な希望があると思います。

アナログかデジタルかを考える時、自分の絵をどのように発信していくのかで考えると良いと思います。

SNSの投稿が目的でしたらデジタルで描いたほうが伝わりやすいですし、個展など、絵を直接見てもらうことを目的としているのならば

アナログで始めた方が取り掛かりやすいと思います。

私の場合、ずっとアナログでイラストを描いており、人の繋がりから似顔絵やロゴ制作のお仕事をいただいておりました。

アナログで描いていて良かったことは、デジタルのように修正ができないので線一つ一つ集中して慎重に書き進める力がつきます。

また、直接目で見るので微細な色の変化を表現しやすいです。

水彩等のにじみの表現はアナログならではの味があります。

デジタルで描いていて良かったと思うことは修正が容易だったり、ツールがたくさん搭載されているので色んな書き味を試すことができます。

また、発光の表現もデジタルは簡単に表現できるのでそういうものを描きたいときにはオススメです。

アナログとデジタル両方使えるといいことがたくさん

アナログとデジタル、それぞれ得意なものがわかったところで私個人の意見ですがアナログデジタル拘らずに両方使えたら1番良いと思います。

アナログで描いていくと修正ができないため、物の形等を丁寧に読み取って描く力がつきます。

線の入り抜きも全て自分の手の力加減によって決まりますし、手ブレの補正もないので線を綺麗に描くための手の使い方を覚えることができます。

デジタルが描けると彩色のバリエーションが広がるので、表現の幅がグッと増えます。

アナログだと自分が持っている着色道具の範囲でしか表現ができませんが、デジタルは色んなツールやフィルターを搭載しています。

自分が描いたイラストに華を添えてくれる心強さがあります。

アナログで物の形をきちんと取ることができれば、デジタルでも物の形がきちんと取れるようになります。

逆に着色はデジタルで色んなツールを試してみてそれをアナログに落とし込むと上手く表現できると思います。

アナログとデジタルのそれぞれの強みの部分を生かしながらイラストを練習していくと上達までの効率も良いと思います!

自分の描いているイラストがどちら向きか悩んでいるという生徒さんは是非レッスンの際にお気軽に聞いてください^^

それでは次回もお楽しみに!

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