『Cubase付属のピッチ補正機能で簡単ハモ生成!? ~VariAudio~ 』
みなさん、こんにちは!
DECO MUSIC SCHOOL 講師の鶴島です。
DTM、作曲、編曲、ギターコースのレッスンを担当しております。
さて、今回は前回の続きの様な内容になりますが、
生徒さんからの質問も多い、Cubase(上位グレード)に付属しているピッチ補正機能「VariAudio」を使って、
簡単にハモ(3度上)を作るやり方を説明します。
レコーディングしたままのAudioイベントだと、録音し直した箇所がそれぞれ別のイベントになっていて、
(画像の緑色のトラック、黒く反転しているところ)
それぞれのイベントごとに毎回VariAudioに分析させることになって面倒なので、
これでOKだな!というトラックができたら、潔く書き出してしまいましょう!^^
画像下のトラック(薄い緑色)が、一つのイベントにして書き出して、取り込んだものになっていて、
こちらをダブルクリックしてVariAudio分析する。
画像左側の「VariAudioを編集」をクリックすると、分析が始まります。
今回は、ハモリ生成ということで、ピッチ補正のやり方などは割愛しますが、ハモを生成する時は、
ピッチ補正とリズム補正が終わっているボーカルトラックを使いましょう!
音程やリズムがズレたままの素材でハモを作ると綺麗に仕上がらないので!!
ピッチ補正とリズム補正が終わったらボーカルトラックのところで右クリックしてトラックを複製します。(画像参照)
画像は、トラックを複製して、ボーカルトラック下にコピートラックが出来上がっています「Vo(D)」という名前。
コチラをダブルクリックしてピッチ補正の画面を表示させます。(ボーカルトラックをコピーしたので、VariAudioの分析は終わっている。)
オリジナル曲、カバー曲、にかかわらず曲のキーというものが存在します。
オリジナル曲やカバー曲のキーが「C」なのか「G」なのか??
はたまたメジャーキーなのかマイナーキーなのか??
わからない場合は、頑張って調べましょう!^^
特にカバー曲の場合で自分の歌いやすいキーに変更した場合は、
本家とはキーが変わっているので注意が必要です。
今回の曲は「Gメジャー」なので、下の画像の「エディタースケールを使用」を選択して、 キーをGメジャーにします。
その下、ピッチ編集をスナップにもチェック入れます。
「ピッチ編集をスナップ」モードは、わかりやすく言うと「Gメジャー以外の音にはピッチ補正できない」モードです。
他の音には止まりません。
なんて便利!!
あとは、音程バーを全選択して「macはコマンド+A」「windowsはコントロール+A」
矢印キーの上を2回押します。
※ここで一つだけ注意
そのまま音程バーを動かそうとすると画像の様なダイアログが出てくるので、必ず新規バージョンを選択します。
これは、「ボーカルトラックと同じ波形だけどハモり用の別素材ですよー!」とCubaseに認識させるためです。
ここを「続行」にして音程バーを動かしてしまうと、メインボーカルの音程も変わってしまうので気を付けてください。
(ここ、テストに出ます)
そしたら全選択のまま矢印キーの上を「2回」押します
3度上なのに2回なのは、元の音程が1度という解釈だからです。
昔、なぞなぞで同じ速さで荷物を運ぶ2人が地上3階と地下3階に荷物を運んだ場合、
どちらが速いでしょう?みたいな問題ありましたね。
はい、これで再生すると見事に上ハモが完成してると思います。
コードによってはところどころ不自然に聴こえてしまう所もあるのですが、その辺の話はややこしいのでまた機会に、、、
というわけで、今回はざっと3度上ハモりのやり方をご紹介しましたが、
文面と画像だけでは、なかなかわかりづらいと思うので、是非ご自分でもチャレンジしてみてください!
それでは今回はこの辺で!!
●立川のボイトレスクール「DECO MUSIC SCHOOL」の無料体験レッスンはこちら!
DECO MUSIC SCHOOL 講師の鶴島です。
DTM、作曲、編曲、ギターコースのレッスンを担当しております。
さて、今回は前回の続きの様な内容になりますが、
生徒さんからの質問も多い、Cubase(上位グレード)に付属しているピッチ補正機能「VariAudio」を使って、
簡単にハモ(3度上)を作るやり方を説明します。
「まずはメインボーカルのピッチ補正を行う」
今回は、ボーカルトラックをコピーしてハモりを作っていきたいと思うので、まずは、ボーカルトラックのピッチ補正を済ませておきます。レコーディングしたままのAudioイベントだと、録音し直した箇所がそれぞれ別のイベントになっていて、
(画像の緑色のトラック、黒く反転しているところ)
それぞれのイベントごとに毎回VariAudioに分析させることになって面倒なので、
これでOKだな!というトラックができたら、潔く書き出してしまいましょう!^^
画像下のトラック(薄い緑色)が、一つのイベントにして書き出して、取り込んだものになっていて、
こちらをダブルクリックしてVariAudio分析する。
画像左側の「VariAudioを編集」をクリックすると、分析が始まります。
今回は、ハモリ生成ということで、ピッチ補正のやり方などは割愛しますが、ハモを生成する時は、
ピッチ補正とリズム補正が終わっているボーカルトラックを使いましょう!
音程やリズムがズレたままの素材でハモを作ると綺麗に仕上がらないので!!
「ボーカルトラックを複製する」
ピッチ補正とリズム補正が終わったらボーカルトラックのところで右クリックしてトラックを複製します。(画像参照)
画像は、トラックを複製して、ボーカルトラック下にコピートラックが出来上がっています「Vo(D)」という名前。
コチラをダブルクリックしてピッチ補正の画面を表示させます。(ボーカルトラックをコピーしたので、VariAudioの分析は終わっている。)
「楽曲のキーを指定する」
はい、ここからが大事です。オリジナル曲、カバー曲、にかかわらず曲のキーというものが存在します。
オリジナル曲やカバー曲のキーが「C」なのか「G」なのか??
はたまたメジャーキーなのかマイナーキーなのか??
わからない場合は、頑張って調べましょう!^^
特にカバー曲の場合で自分の歌いやすいキーに変更した場合は、
本家とはキーが変わっているので注意が必要です。
今回の曲は「Gメジャー」なので、下の画像の「エディタースケールを使用」を選択して、 キーをGメジャーにします。
その下、ピッチ編集をスナップにもチェック入れます。
「ピッチ編集をスナップ」モードは、わかりやすく言うと「Gメジャー以外の音にはピッチ補正できない」モードです。
他の音には止まりません。
なんて便利!!
「元の音が1度という解釈」
ここまで来たらあと少し。あとは、音程バーを全選択して「macはコマンド+A」「windowsはコントロール+A」
矢印キーの上を2回押します。
※ここで一つだけ注意
そのまま音程バーを動かそうとすると画像の様なダイアログが出てくるので、必ず新規バージョンを選択します。
これは、「ボーカルトラックと同じ波形だけどハモり用の別素材ですよー!」とCubaseに認識させるためです。
ここを「続行」にして音程バーを動かしてしまうと、メインボーカルの音程も変わってしまうので気を付けてください。
(ここ、テストに出ます)
そしたら全選択のまま矢印キーの上を「2回」押します
3度上なのに2回なのは、元の音程が1度という解釈だからです。
昔、なぞなぞで同じ速さで荷物を運ぶ2人が地上3階と地下3階に荷物を運んだ場合、
どちらが速いでしょう?みたいな問題ありましたね。
はい、これで再生すると見事に上ハモが完成してると思います。
コードによってはところどころ不自然に聴こえてしまう所もあるのですが、その辺の話はややこしいのでまた機会に、、、
というわけで、今回はざっと3度上ハモりのやり方をご紹介しましたが、
文面と画像だけでは、なかなかわかりづらいと思うので、是非ご自分でもチャレンジしてみてください!
それでは今回はこの辺で!!
●立川のボイトレスクール「DECO MUSIC SCHOOL」の無料体験レッスンはこちら!