『ギターのセッティングのお話 その2』

みなさん、こんにちは!
DECO MUSIC SCHOOL 講師の鶴島です。

DTM、作曲、編曲、ギターコースのレッスンを担当しております。

バネを変えてみる

さて、今回は前回の続き、ギターのセッティングについてお話です。
ぜひ、前回の記事を読んでからコチラをお読みください!

新しいギターに張った弦のテンションがきつ過ぎて、自分好みのセッティングにしたい!と色々な弦を試してはみたものの
どれもしっくりこなくて、バネを変えてみよう、とりました。

ということでコチラ




ロービンテージ


コチラはストラトの改造パーツとしては人気のモノらしいです。
5本掛けるのがマストだそうで。

響きはメチャクチャ良くなったんですが、今度はテンションが緩くなりすぎてしまいました。
このバネのまま、色々な弦を試したり、バネの本数を変えてもどれもイマイチ、、、

そして迷走が迷走しすぎてワケがわからなくなってきたので、、
色々考えた挙句、一旦ノーマルの状態に戻してみることにしました。

オリジナルのバネ(固めの3本掛け)


結局オリジナルがベストセッティング!?

実はオリジナルセッティングの弦は一回り細い .009〜.042
この弦の太さで最適なセッティングがされていた。(当たり前)

試しにダダリオのコチラを張ってみる





わおっ!
どうしよう、、めちゃくちゃ弾きやすい、、、

確かに弦は細いんですが、程よいテンション感でほぼノンストレス。
ちょっと衝撃でしたね。

私も長いことギターをやってきましたが、「弦が細い = テンションが低い」は、決してイコールではない事。
ノーマル状態は、やはり最適なセッティングになっているということを改めて感じました。

もちろん、弦の太さが変われば出音も変わってきますし、タッチも変わります。
が、私みたいに、いつも太い弦を張っているからと、むやみやたらにセッティングを変えてしまうと、痛い目に合います。。

ちなみにエレキギターにはサイズがあるって知ってますか?
ざっくりいうとフェンダー系のロングスケールとギブソン系のミディアムスケールってやつです。

ものすごく雑な説明になってしまいますが、良く言われるのが、長いと弦の張りが強く、短いと緩い。
つまりは、私が今回迷走したフェンダーストラトキャスタなどのロングスケールギターには 最初から.009〜.042 を張っとけということです(笑)

逆にレスポールなどのミディアムスケールには.010~.046 が良いとされていますね。

しかし、著名なギタリスト達だって必ずしもその通りではありませんから、やはり好みはあるワケで。。

そんなこんなで、ライブはノンストレスで演奏できたのですが、欲を言うともう少し太い音にしたい、、、
次は、ペグ(弦を巻くところ)を改造して、また太い弦を張ってみようと思います。(まだやるのか、、、)

みなさんも、周りからの情報に流されず、自分にとってのベストセッティングを追求してみてください!

では、この辺で!

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