歌詞は詩じゃダメ?違いって何??

みなさん、こんにちは!
今日は作詞をしたい方に向けて
作詞をする前段階として
知ってると面白いかもね!程度の
お話しをしたいと思います。

詩と詞の違いについて

今日のテーマは
詩と詞の違いについてです!

みなさんにとってのシは
詩ですか?詞ですか?
自分の書きたいシはどちらでしょうか?

同じ”シ”でも、きちんと
【解釈に違い】があります。

違いを理解して自分の作詞に是非生かしてみてください。

詩の解釈

●詩は…
定型のリズムは自由!
感情や風景、気持ちを文字に、日記のような感じでもOK。
曲のサビのように、若干伝わりにくくても雰囲気を汲み取れる短くてキャッチーな言葉を!というような計らいも無用です。

小学校の頃、国語の教科書に載ってる詩、
みなさん思い出せるモノはありますか?
つらつらと作者の気持ちが
述べられてるものや手紙のようなのも
少なくありません。

今は楽曲構成も自由なものが多いので、詩を曲にするのもOKです!
実際リリースされてる音源としては、Aメロに採用されることが多い印象です。

ex . 生きていたんだよな/あいみょん

語りパートとも認識されますが、1番と2番が同じようなメロディに載せてるので、詩を曲にしているといえるでしょう。



この辺りで一回、休憩。
このあいだ作詞中に飲んだチルアウトを載せておきます。笑

詞の解釈

さて、仕切り直して詞の解釈。
●詞は…
枠(はめる音の数)決まっています!
つまり、文字数が決められてます!
その構成や音の数や合わせて感情や世界観に合った言葉をはめて、言葉を連ねて行かなればいけません。

たとえば、童謡で有名な「大きな古時計」

1番の頭
「大きなのっぽの古時計 おじいさんの時計」

2番の頭
「なんでも知ってる古時計 おじいさんの時計」

=どちらも21音の中で作られています

近年は楽曲構成も自由になってきたので一概には言えませんが、(これ大事!!)
基本的に1番と2番は同じようなリズム=音の数で作られている楽曲が多いです。
その曲の世界観やメッセージを”限られた文字数で表現する”これが作詞のポイントです。

なので作詞をするとき
自分の曲じゃない場合は特に気をつけて
DAWを立ち上げてMIDIで音の数を
確認します。



いつかの真夜中作業中の写真です。
散らかっててすみません。。汗

詩と詞どちらもOK!現代にはmix曲も!

上記まとめると、
あくまで個人的に見解ですが、結局どちらでも良いんじゃないかと思います!
1曲のストーリーを書く上で、メロディつけるなら詞も詩もOK!!

また、ブログを書く上で
参考例を探していて気づいたことがあります。

詩の解説で例に挙げた
「生きていたんだよな/あいみょん」は
mix曲なのでは?!ということです。

1番2番の冒頭は詩。
以降は詞と言う解釈です。
みなさんはどう思いますか??

自分で作曲もしてる曲だからこそ
こういった曲が生まれるのだと思います!
この曲を聴いたとき、世界観や扱う内容もそうですが
作詞家としてすごく衝撃を受けました。

常に変わっていく楽曲の形式
自由で素晴らしいですね!

まとめ

詩的な書き方が自分に合ってるのか?
詞的な書き方が合ってるのか?
いろいろな書き方でトライしてみてください!

書きたいことがまとまらないよ〜って方は
いきなり音の数で制限するのではなく
詩→詞へ
まとめる方法がオススメです。

いつもボイトレのことを書いてたので
今日は作詞について書いてみました!
作詞をしてみたいな、という方の参考に
少しでもなれば嬉しいです。

ではまた、次のブログでお会いしましょう♪
それでは!

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