サンプリングやオマージュはとてもHIPHOP的な価値観

サンプリングとは

RAP及びHIP HOPのカルチャー的な面白さに、”サンプリング”というものがあります。 凄く簡単に要約すると、それ以前にあったもの(またはその一部)を使って、新しいものを生み出す、みたいな事です。

一例として、昔のソウルやR&Bの曲の一部分を抜き出して組み替えたり、一部分を現代的な方法で弾き直したりして新たなトラック(ビート)を作る。とかがあります。

話題のXGの”CYPHER”が毎度ツボなのですが、特にこれなんか、個人的に世代ど真ん中で胸熱です。

言葉しては“オマージュ”や”カバー”とも似た意味で使われています。

下記の曲(名曲！)の冒頭のリリックに「あの子イカしたサンプルを着こなして」というフレーズが出てきますが、この曲は「自分が恋に落ちたあの頃のヒップホップを人間に例えたラブソング」なわけでして、つまり「かっこいいサンプリングによって作られたヤバい曲」ということになるでしょう。

なにもトラック(ビート)に限った話ではなく、自分が影響を受けたラッパーのリリックを言い直したり、上手く自分のリリックに組み込んだりする事でスキルも知識も見せつけることが出来る！というわけです。

でも、 パクリ。と、サンプリング。は…. 違うと僕は思います。

パクリとサンプリングの違い

クリアランス(許可)とか難しい話はいくらでも出来るのですがそれはまた別として、(精神論みたいになっちゃうのですが)要はそこにリスペクトと愛情があるかどうかって話です！！

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