「歌手にとって乾燥は最大の敵です!」

みなさん こんにちはー
DECO Music School 講師の小川明子です。
楽しく歌ってますかー?音楽を楽しんでますかー?
これから寒くなって、乾燥する季節ですね。声のケアをしつつ上達していきましょう!

歌う人にとって、喉を乾燥させないことが大事です。もちろん喉や鼻を潤すことで、ウィルスや細菌の身体への侵入もしづらく風邪などもひきずらくなります。

そして歌う仕組みの中で大切な声帯は乾燥している状態が1番苦手。

声帯は声を出す時、肺からの呼気によって声帯の閉鎖が起こり振動し、原音(ブザーのような音)が生まれます。声帯の伸縮運動によって振動数を変え、音程を変えています。

A4(ラ)の音だったら440Hz(ヘルツ)、つまり440回声帯の2枚のヒダを合わせ、1秒に440回の振動が起こっているんです。
1オクターブ上A5だったら、その倍880Hzなので880回の振動が起こっています!
この振動は早すぎて人の目ではわかりません。特殊なスコープでスロー再生させて見るとができます。
実はすごいことが声帯で起こっているのです!





では、なぜ声帯は高速で振動しても
摩擦や損傷を起こさないのか?

これは声帯は粘膜下層(Lamina Propria)で守られているんですが
粘膜が乾燥しているとこの高速な振動によって損傷が起こりやすくなります。声帯炎、声帯結節、ポリープの原因になってしまいます。

そこで、声帯を直接潤すには部屋の加湿や吸入器を使ったり、また直接声帯には届きませんが、こまめな水分補給、のど飴の使用などで口腔内の潤いを忘れずに。

声の健康のために10分歌ったら1口お水を飲むことをお勧めしています。

私は朝晩の鼻うがい、吸入、ポータブルの吸入器も持ち歩いています。





喉には潤いが1番。
レッスン室も冬場は加湿器を使用するようにしています。

乾燥を防いで喉の健康を守って 元気に歌いましょう!


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