練習の、その次

こんにちは!DECO MUSIC SCHOOL 講師のひろせです。
前回の記事では、「いい演奏ができている」と感じる瞬間について書きました。
またそれ以前の記事でも、その状態に達するための練習の仕方や心構えについて、
書いてきました。


今回の記事では、皆さんにもその瞬間を味わってもらうために、
練習の次の段階についてお伝えしようと思います。


練習を重ねることでスムーズに曲を通して演奏できるようになった人が、
さらに次の段階に進むためには何をしたらいいのでしょうか?


それは、一言でいうとアウトプットです。



(先日ライブをした渋谷のライブハウスの入り口。街中のライブハウスは地下にあるものが多いです)


アウトプットには「レコーディングをしてその音源をネット上に公開する」
「ライブハウスやホールでお客さんを前に演奏する」「自分ができることを初心者の人に教える」などがあります。
「すでに1人での練習はたくさんしているけれど、今よりもっと上手くなりたい」と思っている方にはこれらのことがとても重要になってきます。


アウトプットのやり方は上に挙げたように多様ですが、共通しているのは、
それをすることによって今まで自分が「なんとなく」やっていたことに気づくという点です。


レコーディングをすると、今まで自分が「なんとなく」歌っていた部分に気づき、
改善したくなります。ライブをしてみると、今まで自分が「なんとなく」のレベルで演奏していたことに気づき、次のライブの具体的な目標ができます。
そして自分が人に教えることになると、今まで自分が「なんとなく」覚えていたことの多さに気づかされ、自分の頭を整理しようとします。アウトプットをするたびに、「なんとなく」やっていたことに気づくのです。


これがとても大事なのです。なぜなら「クリエイティブなセンスのある人」や
「演奏技術が非常に高い人」というのは、
作品や演奏から気づく量がとても多いからです。


スクールに通われている方には「オリジナリティーのある作品や表現」を求めている方も、「上手いと言われるような演奏技術」を求めている方もいらっしゃるのですが、そのどちらも「気づく」ことが必要という点では同じです。
そのためには「なんとなく」練習するだけでなく、自らがアウトプットすることによって気づいていく体験が不可欠です。


そしてその体験で得た気づきを普段の練習にまた活かしていくのです。
そのサイクルを繰り返すことによって、理想の表現や技術に近づいていきます。



(渋谷のライブハウスで演奏している様子)


DECOのレッスンではそれらのアウトプットのサポートも行っております。
レコーディングをした音源をネット上に公開している生徒さんもいらっしゃいますし、アコギ弾き語りでライブに出演されている生徒さんもいらっしゃいます。


次回以降の記事では、今回書いたアウトプットについて、さらに具体的な話をできればと思います。
それでは、また次回の記事で!

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