ミュージカルを歌うワンポイントアドバイス
こんにちは!
東京都、立川と吉祥寺にある音楽スクール 
DECO MUSIC SCHOOL 
ミュージカルコース担当の迫田です 
「ミュージカルに興味がある」
「ミュージカルの歌を歌ってみたい」
そう思ってこのブログを読んでくださっている皆さん。
わかります、わかります!その気持ち、めっちゃ分かります!!!
スポットライトに照らされて!
時には切なく、時には力強く!
思いの丈を歌に乗せて、爆発させる!!
あの圧倒的なエネルギー!!!
まるで雷を受けたかのように
「なんだこのパワーは!押し寄せる感動は!」
「涙が勝手に流れてくる!」
「歌の力、すごすぎる!!!」
と衝撃を受けてしまったことでしょう。
そんな皆さんに向けて、実際の曲を取り上げながら
ミュージカルソングを上手く歌うためのワンポイントをご紹介したいと思います!
今回題材にするのは
『リトルマーメイド』より、「パートオブユアワールド」という曲です。
リトルマーメイドは6月から実写版映画が公開されて話題沸騰中の作品ですね!
(—ここからはWikipedia的な情報なので 早く歌のポイントを教えてよ!
という方は読み飛ばしちゃってくださいね—)
1989年にディズニーアニメ化、
2008年にはアメリカ・ブロードウェイでミュージカルとして上演。
ミュージカルの日本語バージョンは、劇団四季によって上演されています。
6月現在では、北海道四季劇場にてロングラン上演中!
映画を観て「ぎゃぁあ!素敵!!ミュージカルの舞台も観たすぎる!!」
となっても安心ですね。 
(—Wikipedia的情報ここまで—)
さてさて、
この『リトルマーメイド』の主人公、人魚のアリエルが歌う
「パートオブユアワールド」
皆さん、ついついこう歌っていませんか?
…前奏中…
(ッスゥーーー)←息を思いっきり吸い込む
「よく見てーーー♪!
素敵ねーー♪!
これでもーっと
かぁんぺきぃーーー♪♪♪!!!」
(めちゃくちゃ大きな声で)
ちょっっと待ったぁ!!!!!
声が大きいだけじゃ
人はすぐ聞き飽きる!!!
そして、大きな声を出しまくった割に
歌詞の内容が伝わらない!!!
どうして!?
こんなに大きな声で歌っているのに!!!
「○○ちゃん、頑張って歌えてたね」
「なんか、元気いっぱいだったよね」
いや、ちゃうねん!!
もっとこの曲でアリエルの気持ちを、思いを表現したかったんや!
聞いてる人の心を動かしたかったんや!!!
(迫田は大阪出身です)
一体ぜんたい、何が違うの!?
訳がわからないーーー!!!(泣)
はい、ここで
本日のワンポイントです!
【歌の最初は歌わない、喋る】
…
…
…うんうん。
聞こえてきますよ、
皆さんの心の声が。
え??
どういうこと?
歌なのに「歌わない」って何事?
歌は歌うものでしょ?
歌わないなら歌じゃなくない?
何言うてんのこの人は?
え???
わからん!パニック!!!!
まぁまぁ落ち着いてください。
一旦お茶でも飲みながら、
ミュージカル、というものの構造を考えてみましょうよ。
ね、落ち着いて。
物を投げないで。痛いから。←(゚∀゚)
ミュージカルって、
【セリフで物語が進んでいくシーン】
↓
【歌うシーン】(踊りのシーンもここ)
↓
【またセリフのシーン】
という作りになっていますよね。
この歌ゾーンがセリフゾーンに〈挟まれている〉
というのが注意すべきポイントなのです。
日常生活で考えてみてください。
さっきまで普通に喋っていた人が
いきなりめちゃくちゃいい声で歌い出したら
皆さんびっくりしますよね?(そりゃそう)(怖い)
実はこれ、ミュージカルでも同じなんです。
非日常の舞台を観に来ている、
にも関わらず、私達は
セリフのシーン=日常会話に近いモードの音声
という認識で芝居を聞いています。
そこから突然、
「ここから歌いまァーす!」
「いい声ー!」
「歌モードの声ー!」
「私の歌声を聞いてェーーー!!!」
という感じで歌が始まると、
セリフゾーンとの温度差がありすぎて
「うげっ」
と拒否反応が出てしまうのです…!
(ちなみに、ミュージカルが苦手な人はこの温度差が苦手という人が多いです)
それを回避するために!
ソロ曲の歌い初めは、
【ぽつりぽつりと言葉を置いていく】イメージ
【独り言に音程がうっすら付いたような】イメージ
で歌っていくことが超重要なのです!
(一部例外はあります、怒っているシーンの歌などは序盤から声量が必要とされるケースもあります)
さて、これを踏まえてパートオブユアワールドの冒頭に話を戻しましょう。
こういう風に歌ってみると、
ちょっと表現が変わってくると思いますので
書いてある通りに歌ってみてください!
…前奏中…
(スゥー…)←静かに時間をかけて、かつ豊かに息を吸う
(落ち着きつつ、ワクワクを心に宿した穏やかな声の大きさで)
「よく、見て…!
素敵…ね…!
これで、もぉっ…と
完ぺ、き…!!」
なんだか文字にすると
ちいかわが喋ってるみたいで可愛いですね!
(とてもどうでもいい感想)
『、』や、『…』を使い分けながら、
なめらかに歌いすぎないということを目標に練習してみましょう。
1番のサビからは音量を上げて盛り上がってきてOK!
セリフと歌の繋ぎ目を上手くつないであげると
聴いてる人も違和感なく、歌モードに入ってきてくれますよ。
…とは言っても、
自分だけで練習していても塩梅がわからないなぁ…
そんな方はぜひ!
無料体験レッスンで、実際に講師からのアドバイスを受けてみてください!
それでは、今日も楽しんで歌っちゃいましょう♪
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★★★DECIO MUSIC SCHOOLのミュージカルボーカルコースの特徴は★★★
1、専門家がマンツーマンで 苦手な部分もしっかりサポート
2、基礎の発声から きちんと学ぶことができます
3、オーディション対策の充実
ミュージカルコースの詳しい内容は演劇・ミュージカルコース
無料体験レッスンは無料
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ミュージカルコース担当の迫田です 
「ミュージカルに興味がある」
「ミュージカルの歌を歌ってみたい」
そう思ってこのブログを読んでくださっている皆さん。
わかります、わかります!その気持ち、めっちゃ分かります!!!
スポットライトに照らされて!
時には切なく、時には力強く!
思いの丈を歌に乗せて、爆発させる!!
あの圧倒的なエネルギー!!!
まるで雷を受けたかのように
「なんだこのパワーは!押し寄せる感動は!」
「涙が勝手に流れてくる!」
「歌の力、すごすぎる!!!」
と衝撃を受けてしまったことでしょう。
そんな皆さんに向けて、実際の曲を取り上げながら
ミュージカルソングを上手く歌うためのワンポイントをご紹介したいと思います!
今回題材にするのは
『リトルマーメイド』より、「パートオブユアワールド」という曲です。
リトルマーメイドは6月から実写版映画が公開されて話題沸騰中の作品ですね!
(—ここからはWikipedia的な情報なので 早く歌のポイントを教えてよ!
という方は読み飛ばしちゃってくださいね—)
1989年にディズニーアニメ化、
2008年にはアメリカ・ブロードウェイでミュージカルとして上演。
ミュージカルの日本語バージョンは、劇団四季によって上演されています。
6月現在では、北海道四季劇場にてロングラン上演中!
映画を観て「ぎゃぁあ!素敵!!ミュージカルの舞台も観たすぎる!!」
となっても安心ですね。 
(—Wikipedia的情報ここまで—)
さてさて、
この『リトルマーメイド』の主人公、人魚のアリエルが歌う
「パートオブユアワールド」
皆さん、ついついこう歌っていませんか?
…前奏中…
(ッスゥーーー)←息を思いっきり吸い込む
「よく見てーーー♪!
素敵ねーー♪!
これでもーっと
かぁんぺきぃーーー♪♪♪!!!」
(めちゃくちゃ大きな声で)
ちょっっと待ったぁ!!!!!
声が大きいだけじゃ
人はすぐ聞き飽きる!!!
そして、大きな声を出しまくった割に
歌詞の内容が伝わらない!!!
どうして!?
こんなに大きな声で歌っているのに!!!
「○○ちゃん、頑張って歌えてたね」
「なんか、元気いっぱいだったよね」
いや、ちゃうねん!!
もっとこの曲でアリエルの気持ちを、思いを表現したかったんや!
聞いてる人の心を動かしたかったんや!!!
(迫田は大阪出身です)
一体ぜんたい、何が違うの!?
訳がわからないーーー!!!(泣)
はい、ここで
本日のワンポイントです!
【歌の最初は歌わない、喋る】
…
…
…うんうん。
聞こえてきますよ、
皆さんの心の声が。
え??
どういうこと?
歌なのに「歌わない」って何事?
歌は歌うものでしょ?
歌わないなら歌じゃなくない?
何言うてんのこの人は?
え???
わからん!パニック!!!!
まぁまぁ落ち着いてください。
一旦お茶でも飲みながら、
ミュージカル、というものの構造を考えてみましょうよ。
ね、落ち着いて。
物を投げないで。痛いから。←(゚∀゚)
ミュージカルって、
【セリフで物語が進んでいくシーン】
↓
【歌うシーン】(踊りのシーンもここ)
↓
【またセリフのシーン】
という作りになっていますよね。
この歌ゾーンがセリフゾーンに〈挟まれている〉
というのが注意すべきポイントなのです。
日常生活で考えてみてください。
さっきまで普通に喋っていた人が
いきなりめちゃくちゃいい声で歌い出したら
皆さんびっくりしますよね?(そりゃそう)(怖い)
実はこれ、ミュージカルでも同じなんです。
非日常の舞台を観に来ている、
にも関わらず、私達は
セリフのシーン=日常会話に近いモードの音声
という認識で芝居を聞いています。
そこから突然、
「ここから歌いまァーす!」
「いい声ー!」
「歌モードの声ー!」
「私の歌声を聞いてェーーー!!!」
という感じで歌が始まると、
セリフゾーンとの温度差がありすぎて
「うげっ」
と拒否反応が出てしまうのです…!
(ちなみに、ミュージカルが苦手な人はこの温度差が苦手という人が多いです)
それを回避するために!
ソロ曲の歌い初めは、
【ぽつりぽつりと言葉を置いていく】イメージ
【独り言に音程がうっすら付いたような】イメージ
で歌っていくことが超重要なのです!
(一部例外はあります、怒っているシーンの歌などは序盤から声量が必要とされるケースもあります)
さて、これを踏まえてパートオブユアワールドの冒頭に話を戻しましょう。
こういう風に歌ってみると、
ちょっと表現が変わってくると思いますので
書いてある通りに歌ってみてください!
…前奏中…
(スゥー…)←静かに時間をかけて、かつ豊かに息を吸う
(落ち着きつつ、ワクワクを心に宿した穏やかな声の大きさで)
「よく、見て…!
素敵…ね…!
これで、もぉっ…と
完ぺ、き…!!」
なんだか文字にすると
ちいかわが喋ってるみたいで可愛いですね!
(とてもどうでもいい感想)
『、』や、『…』を使い分けながら、
なめらかに歌いすぎないということを目標に練習してみましょう。
1番のサビからは音量を上げて盛り上がってきてOK!
セリフと歌の繋ぎ目を上手くつないであげると
聴いてる人も違和感なく、歌モードに入ってきてくれますよ。
…とは言っても、
自分だけで練習していても塩梅がわからないなぁ…
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それでは、今日も楽しんで歌っちゃいましょう♪
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