芝居としての歌い方

こんにちは☆

最近、暖かい日が続いて嬉しいななほです(*^^*)

ただ今年の花粉は物凄いらしく、今まで自覚なかったのですがついに花粉症デビューしてしまいました…!
私は主に喉に来てしまうタイプで、ずっと喉がイガイガしています(´•ω•̥`)
こまめにうがいはしていますが、まだまだ花粉症初心者なので試行錯誤中です!

さて、前回のブログで「なぜミュージカルで歌うのか」という話をさせて頂きました。簡単に説明するとお芝居の表現方法のひとつという事でしたが、今回は、「
具体的にどうすれば芝居としての歌が出来るか」をお伝えしたいと思います。

まず第1に、歌詞を台詞として落とし込むことです。

例えば「愛してる」という歌詞が入っていたとします。 その「愛してる」を音として歌っては台詞として成り立ちません。 なぜ、愛してるという言葉を言うのか、本当に愛してるという気持ちなのか、なぜこのシーンでこの役が愛してると口にしたのか…。
1度役者として俯瞰的に歌詞の意味とその時の役の感情を理解しその感情をじぶんにおとしこむひつようがあります。 具体的には歌詞を台詞として読んだり、自分の分かりやすい(言いやすい)言葉に書き換えて読んでみると分かりやすいです。

第2に、息や体のコントロールです。



喋る時、意識することは中々ないですが感情に合わせて息の吸う量・吐く量は変わっています。

例えば・お風呂に入って気持ちいいときの「はぁ」
・辛いことがあって思わず出た「はぁ」
・好きな人を思い出してキュンとした時の「はぁ」
・ついイラッとして口に出た「はぁ」

文字にすると同じ「はぁ」ですが実際口にしたら息の量や体のこわばりは違います。 その体や息の感覚を歌に応用すると喋っているような歌い方に近づきます。 なので、歌う時に毎回決まった歌い方になってしまう方はBGに合わせて息を吐き出す練習をしてください。 それだけで、無駄な力がとれる感覚があるはずです。

最後に音楽を聴くことです。

私はよくミュージカルの歌を詰めていく時に何も歌わずカラオケ音源を聴く時があります。 そうすると、「あ、ここでリズムが入ってくるってことはこの時に気持ちが強くなったんだな」とか、
「歌ってる時には早いと感じてたけど曲だけ聞くと思ったより遅く感じる」などと、
曲を冷静に分析できたり作曲者の意図をより深く理解することが出来ます。 そしてそれを何度も繰り返していくことで、他の曲の時にも作曲者の作り出した世界を読み取りやすくなります。



大きく3つ

・台詞として落とし込む
・感情とリンクした息や体のコントロール
・音楽を聴く を意識してみると、新しい発見が生まれるはずです!


他にも様々なアプローチ方法があるので、気になる方は是非レッスンに遊びに来てくださいね♪