【喉にいい食べ物はこれ!】歌う人が避けるべきNG食品も解説

こんにちは、DECO MUSIC SCHOOL です。

歌う人にとって身体は楽器そのものだと言われます。

では、みなさんはその“身体という楽器”をより良く鳴らすために、日頃から何か意識していることはありますか?

発声練習や姿勢、睡眠なども大切ですが、実は食べ物や飲み物もコンディションに大きく関わっています。

今回は、より歌いやすい状態を作り、良いパフォーマンスを発揮するために役立つ「喉にいい食べ物」について、そして逆に避けたい食品についてもあわせてお話ししていこうと思います。

まずは声を作る場所について知ろう

声は、声帯が振動して生まれた音が、喉の上部にある咽頭を通り、さらに口腔や鼻腔に響いて外へ放たれることで成立します。

つまり、声は単に喉だけで作られているのではなく、複数の器官が連携して初めて成立するものなのです。

そもそも声帯は非常に繊細な粘膜でできています。

乾燥や炎症、腫れなど、何かしらの異常が起きると振動がうまくいかず、歌いにくくなったり、思うように声が出なくなったりします。

逆に言えば、この部分を丁寧にケアできれば、より良い音を鳴らすための大きな助けになるということです。



乾燥と炎症が声に与える影響

喉にとって最大の敵は、乾燥と炎症です。

乾燥すると、肌と同じように粘膜にもつっぱり感が生じ、柔軟性が失われます。

その結果、声帯の細かなコントロールが難しくなり、思ったように音程や強弱を調整できなくなります。

さらに、乾燥によって粘膜が傷つきやすくなり、ひび割れや微細な損傷から炎症を引き起こすこともあります。

炎症が起こると、患部が腫れてしまい、通常よりも気道や咽頭の空間が狭くなります。

これは管楽器に例えると非常にわかりやすく、管の太さが部分的に変わると、音程や音色のコントロールが難しくなるのと同じです。

さらに炎症には痛みを伴うこともあります。

痛みを感じると身体は防御反応を起こし、本来使うべき筋肉ではなく、無意識に別の筋肉を使ってしまいます。

その結果、普段の練習で身につけた発声がうまく発揮できなくなってしまうのです。

食事がコンディションを左右する仕組み

そもそも私たちの身体は、日々の食事によって作られています。

喉だけでなく、筋肉や粘膜、血液など、すべての組織の材料は食事から得られています。

したがって、食事がコンディションに影響を与えるのは当然のことと言えるでしょう。

特に本番直前など、喉の状態を整えたい場面では、摂取する食品の種類を意識することが重要です。

基本的には、喉を潤してくれるもの、炎症を和らげてくれるもの、刺激の少ないものを選ぶと良いでしょう。



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喉にいい食べ物・飲み物の具体例

では具体的に歌手も愛用している食べ物や飲み物を見ていきましょう!

困った時に必ず役立つはずです。

はちみつが喉にやさしい理由

はちみつには殺菌作用や抗菌作用があり、喉に炎症が起きている場合には、その状態を穏やかにしてくれる効果が期待できます。

また、粘度が高いため喉の表面をしっかりとコーティングし、保湿効果にも優れています。

乾燥しやすい季節や長時間の発声の前後に取り入れることで、喉を保護する助けになります。

生姜がサポートする回復力

生姜にも抗菌作用があり、喉の回復をサポートしてくれる食品として知られています。

身体を温める作用もあるため、血行を促進し、全身のコンディション改善にも役立ちます。

おすすめの方法は、すりおろした生姜をはちみつと一緒にお湯に溶かして飲むことです。

喉を温めながら保湿もできるため、非常に理にかなっています。

生の生姜を用意するのが難しい場合は、市販のチューブタイプでも問題ありません。



常温の水と白湯が最強な理由

最も手軽で確実な方法は、水をしっかり飲むことです。

水には余計な成分が含まれておらず、刺激となる物質も基本的にありません。

そのため、喉や身体に悪影響を与える可能性が極めて低く、安全に水分補給ができます。

特におすすめなのは、体温に近い温度の水や白湯です。

冷たすぎる水は血管を収縮させ、熱すぎる飲み物は粘膜を刺激する可能性があります。

常温やぬるめの温度にすることで、身体への負担を最小限に抑えながら喉を潤すことができます。

その他に喉のコンディションを整えてくれるもの

市販されている喉ケア商品も数多くあります。

ここでは、著者やその周囲の歌い手が実際に使用してみて良かったと感じたものをご紹介します。

・龍角散

コンビニや薬局などで手軽に購入でき、価格やサイズも扱いやすいため日常的なケアに向いています。

・龍角散ダイレクト

顆粒タイプで、水なしでも服用できるのが特徴です。

飴より即効性を感じやすく、フルーティーな風味で使いやすい製品です。

・浅田飴(青缶)

風邪気味で咳が出るときに特におすすめです。

薬局のレジ付近に置かれていることが多く、入手しやすいのも利点です。

・念慈飴

香港発祥の伝統的なのど飴で、桔梗や甘草などの生薬成分が含まれています。

やや価格は高めですが、長時間ゆっくり舐め続けられるのが特徴です。

・響声破笛丸

声のかすれや枯れがあるときに用いられる漢方薬です。

漢方特有の味が苦手な人には飲みにくいかもしれませんが、効果を実感する人も多い製品です。

・スロートコート

カフェインを含まないハーブティーで、リコリス(甘草)によって喉を優しく潤します。

成城石井などで販売されており、愛用している歌手も多いと言われています。

・大根飴

角切りにした大根をはちみつに漬け、出てきた汁を飲む昔ながらの方法です。

味は好みが分かれますが、経済的で効果を感じる人も多い伝統的なケア法です。



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逆に喉に悪い食べ物とは?

せっかく喉にいいものをとっていても、同時に喉に悪いものもとっていては効果が出ません。

効果をよりよく発揮させるために喉に良くない食品も把握しておきましょう。

カフェインとアルコールの落とし穴

カフェインやアルコールには利尿作用があり、体内の水分を排出しやすくします。

その結果、喉の粘膜も乾燥しやすくなり、イガイガ感や声の不安定さにつながることがあります。

さらにアルコールはむくみを引き起こす可能性があり、声帯の腫れによる声枯れの原因にもなります。

カフェインを含まないルイボスティーやハーブティーなどは比較的安心して飲むことができますが、歌う直前はできるだけ刺激の少ない飲み物を選ぶようにしましょう。



刺激物が声帯に与える影響

辛いもの、タバコ、塩分の高い食品、極端に熱いものや冷たいものなどは、喉に強い刺激を与えます。

特に唐辛子に含まれるカプサイシンは粘膜を刺激し、炎症を誘発する可能性があると言われています。

身体が驚くような強い刺激を与える食品は、本番前や長時間歌う予定があるときには避けた方が安全です。

本番前に避けたいメニュー

辛い料理、カフェインを含むお茶、アルコール、そして水分を奪いやすい食品(クッキーやパンなど)は、本番前には控えた方が良いでしょう。

また、食べる量も重要です。

満腹状態では横隔膜の動きが制限され、呼吸が浅くなる可能性があるため、腹八分目を意識すると安心です。

喉を守るための習慣

結局は普段から気をつけておくことが一番大事で手っ取り早い方法です!

ではどのように気をつければいいのか、一緒に見ていきましょう!

本番前日の食事

本番前日は、栄養バランスを意識しながらも食べ過ぎないことが大切です。

揚げ物や脂っこい食事など、消化に時間がかかる重たいメニューは避けた方が無難です。

一方で、空腹すぎても体力が持たないため、適度に腹持ちの良い炭水化物、例えばご飯などを取り入れると安定したコンディションを保ちやすくなります。

普段からできるコンディション管理

朝食はできるだけ同じ内容にすることで、体調の変化を把握しやすくなります。

毎日同じ条件にすることで、「今日は調子が良い」「少し喉が乾いている」などの違いを客観的に分析しやすくなるのです。

また、乾燥は大敵なので、こまめな水分補給を心がけましょう。

必要に応じて、はちみつやのど飴などを活用して喉の潤いを保つことも有効です。

食事とあわせて意識したい生活習慣

喉の健康を守るためには、食事だけでなく日頃の生活習慣も重要です。

自分の身体の状態をよく観察し、疲労や違和感がないかをチェックすることが大切です。

歩き方の癖や肩こり、身体の歪みなどから、発声に影響する体の使い方の癖が見えてくることもあります。

それに応じてストレッチや軽い運動を取り入れることで、より良いコンディションを維持しやすくなるでしょう。



よくある質問(Q&A)

Q1. 本番直前に食べても良いものはありますか?

常温の水や白湯、はちみつ入りの飲み物など、刺激が少なく喉を潤してくれるものがおすすめです。

逆に、辛いものやアルコール、カフェインを含む飲み物、乾燥した食品は避けた方が安全です。

Q2. はちみつはどのタイミングで摂ると効果的ですか?

発声の前後や乾燥が気になるときに取り入れると、喉の保湿や保護に役立ちます。

お湯に溶かして飲むと、喉を温めながら潤すことができるため特におすすめです。

Q3. 冷たい飲み物はやはり良くないのでしょうか?

極端に冷たい飲み物は血管を収縮させ、喉の筋肉や粘膜の働きを鈍らせる可能性があります。

できるだけ常温や体温に近い温度の飲み物を選ぶことで、身体への負担を減らすことができます。

Q4. のど飴や漢方は毎日使っても大丈夫ですか?

基本的には問題ありませんが、糖分の摂りすぎや成分による体質への影響には注意が必要です。

日常的なケアとして使う場合は、使用量を守り、自分の体に合うものを選ぶようにしましょう。

Q5. 食事以外で喉のコンディションを保つ方法はありますか?

十分な睡眠、こまめな水分補給、適度な運動やストレッチなど、生活習慣全体を整えることが重要です。

体の歪みや疲労も発声に影響するため、日頃から体調管理を意識することが良い声を保つ近道になります。

まとめ

食事は身体を作ってくれると同時に、守ってくれるものです。

食事が雑になればその程度の仕上がりの身体・声になります。

少し気をつけるだけで、声が良くなって、喉の負担が減るならこんなにコスパがいいことはありません。

ぜひ、少しだけでも気にかけてみてください。



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