🎹[楽典]コード進行入門 Part1
皆さん、こんにちは! DECO MUSIC SCHOOL 講師の麗美英梨です🎶
前回はダイアトニックコードについて学びましたが、今回はそこから一歩進んだ「コード進行」についてお話しします。
コード進行とは?
コード進行とは、コードをどんな順番で並べていくかのことです。
実は、ほとんどのJ-POPや洋楽は、よく使われる型(パターン)に沿って作られています。
この型さえ覚えてしまえば、誰でもそれっぽい曲を作れるようになります。
コード進行を覚えることは、歌・伴奏・作曲のすべてに役立つので、基礎としてぜひ身につけておきましょう。
さて、今回ご紹介するのはたった1つの進行になります。
カノン進行です。
カノン進行とは?
カノン進行 (Ⅰ→Ⅴ→Ⅵ→Ⅲ→Ⅳ→Ⅰ→Ⅳ→Ⅴ)
.jpeg)
クラシックの名曲『カノン』(パッヘルベル)に使われている進行で、実はJ-POPでも定番中の定番なんです。
カノンは誰もが聴いたことがあるのではないのかと思います。
【カノン/パッヘルベル】 https://youtu.be/Pppexz-KKig?si=N8YtH0TDtuX5IkMI
Cメジャーキーで表すと、
C → G → Am → Em → F → C → F → G
という8つの流れになります。
この進行は、どこか懐かしく、優しく、安心感のある響きが特徴です。
メロディも乗せやすく、初心者の方でも曲が作りやすい進行のひとつになります。
カノン進行の特徴
●自然に盛り上がる
●メロディが作りやすい
●Aメロ・サビどちらにも使える
●明るく前向きで聴きやすい
●幅広い年代に親しまれている
昔から現代まで、多くの名曲が このカノン進行をもとに作られています。
実際のJ-POPでも非常に登場頻度が高く、「この進行だけで一生曲が作れる!」と言う人がいるほど万能です。
まとめ
・コード進行はコードの並べ方
・まず覚えるならカノン進行が最強
・自然で耳馴染みの良い流れが作れる
・作曲・伴奏・歌の理解が深まる
次回の「コード進行入門 Part2」では、 カノン進行の有名曲紹介や、なぜ気持ちいいのかの理由、さらに実際の練習方法などをより詳しく解説します🎶
それではまた( ´ ▽ ` )ノ
.jpeg)
