『ついに譜面の電子化』

みなさん、こんにちは!

DECO MUSIC SCHOOL 講師の鶴島です。

DTM、作曲、編曲、ギターコースのレッスンを担当しております。

さて今回は、「譜面は紙派だった私が電子化に踏み切った」お話をしたいと思います。

譜面なんてipadやタブレットで見るのが普通でしょ!?という方も多いと思いますが、
私は普段、自分で手書きの譜面を書くことが多いので、そのまま本番も紙の譜面を見ることが多いのです。

他の演奏メンバーにはPDFで送っているのに、、、

先日、アイドルライブをバンドで演奏をする機会があったのですが、決め手はその時のリハーサルでした。

今回は私たち側が主催だったため、バンマスが私。

当然譜面もすべて手書き(30曲強、、、汗)

一度、譜面ソフトでチャレンジしたこともあったのですが、使い方を調べてるうちに、これは書いた方が早いなーと思ってしまい、それっきりです。

「フリクションボールペン」

数日間かけて譜面を書き終え、いざリハーサルへ。

最近は、書いても消せるフリクションというボールペンがお気に入りです。

コードや記号を間違って記入しても消せるのでとても便利です。

だいたい察しは付くと思いますが、、、ライブをやる場合、私はギター担当なのですが、
アンプの上に置いていた譜面が真空管の熱で消えてしまい、ほとんどのコードがわからない状態に、、、

リハの時間も限られていますから、メンバーのipadを見せてもらい急いで書き直すことに、、、

自分で手書きで書いた譜面をスキャンしてメンバーにPDFで送った譜面を見ながら手書きで書き直す、、、

、、、

、、、

「鶴さん、、もう電子化しましょう。」

メンバーが背中を押してくれました。。

というわけで前置きが長くなってしまいましたが、遅ればせながら電子化した私の環境を紹介しますので、
これから電子化を考えている方がおりましたら参考にしてみてください。

「ipad Air M2」

最近は楽曲制作やアレンジ仕事が多く、ステージで演奏する機会もそんなにないため、中古で探しました。

2024年のipad Air M2チップ、128GB、13インチです。(専門のリサイクルショップで9万円くらい)

当初、もう少し古いipad pro を安価で探していたのですが、次に紹介する譜面管理ソフト「Piascore」 が新しいOSにしか対応してなかったので、これになりました。

13インチはマスト条件。これ以上小さいと見にくいです。

13インチでも横にして2ページ表示にすると小さい、、、

ストレージは128GBと少な目ですが、今回は「譜面専用」と割り切っていたので問題なし。

「対応OSに注意」

これ、結構落とし穴だと思うんですが、アプリやソフトも日々アップデートしていて、
古いOSには見切りをつけて対応していないってことが、DAWソフトでもよくあります。

PCなどを中古で購入する時は、そのマシンがどこまで新しいOSに対応しているか?使いたいソフトが古いOSに対応しているか?を調べた方が良いです!

Screenshot

「値段が安い」というだけで購入するのは危ないですよー

わからなかったら先生に相談してください^^

「Piascore」

みんなが勧めてくれたPiascoreというアプリ。

取り込んだ譜面をセットリスト順に並べ替えたり、追加で書き込み出来たりと、便利です。

いまのところこれ一択。

Screenshot

そんなわけで、譜面の電子化に成功したのですが、最後に私なりの「メリット」と「デメリット」を。

「メリット」

・熱で消えない!!!

・沢山の譜面を持ち歩かなくて済む

・譜面が明るくてクリア

・パッと譜面が共有できる

「デメリット」

・専用スタンドやフットスイッチ(譜面めくり用)を持ち歩くとけっこうかさばる。

・2ページ表示だと譜面が小さい

・雑に扱えない

とまあ、一長一短ですが、もう少しこの環境でやってみたいと思います。

何かの参考になれば幸いです。

では、今回はこの辺で!^^

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