声優に必要な腹式呼吸とは?

皆様、こんにちは!

DECO MUSIC SCHOOLの森中です。

毎日暑い日が続いていますが、ご体調は変わりないですか?

実は私、先日、熱中症になりかけてしまいました……。

少し買い物に出かけただけだったのですが、気持ちが悪くなってしまい、顔色は最悪。

慌てて近くのコンビニでポカリスエットと、クーリッシュを買いました。

その時日焼け対策で長袖(しかも黒)だったということもあり、熱がこもってしまっていたようです…。

一部の地域では40°とかもあるので、水分、塩分しっかり摂って、お互いに気をつけましょう…!

一般的な腹式呼吸は声の業界には不向き!

さて、今回は先日お話させていただいた「腹式呼吸」についての続きです。

一般的な腹式呼吸を前回はお話させていただいておりました。

そのため、実は声のお仕事(声優・ナレーターなど)には向きません……!

それはなぜなのか?

皆さんは、腹式呼吸で息を吸うとき、どうされていらっしゃいますか?

お腹に力を入れて膨らませていませんか?

一気に吸うと、胸の辺りや器官の辺りが硬直しませんか?

これ…、本当によくありません!

上半身に力が入る=力んでしまうため、喉にも負担がかかってしまいます。

呼吸で一番大切なのは、力を抜く=リラックスです!

側筋を鍛えよう!

では、どのようにするのが良いのか?

それは「横にも膨らませる」ということです。

腹式呼吸は基本、前方向だけにお腹が膨らむというイメージがあるかと思いますが、声の仕事できちんと発声するためには、横にも膨らませる必要があります。

空気=力を前と横に分散することによってリラックスすることができ、さらに呼吸をコントロールすることもできます。

ただ、横に膨らませると言っても、なかなかイメージがつかなかったり、わからない方も多いと思います。

そのために、腹筋や背筋だけではなく、側筋も鍛えてみましょう!

「側筋(そくきん)」とは、体の側面にある筋肉の総称です。特に腹部や体幹にある筋肉を指すことが多く、姿勢の維持や体のひねり、側屈(横に曲げる動き)に関わっています。

サイドプランクやロシアンツイストなどで鍛えることができます。

ただ、硬い筋肉にはなって欲しくないので、しっかりとストレッチも同時に行うのが効果的です。

最初は難しいと思います。

前方向だけに膨らませることが癖づいてしまっている方は、まずはとにかく横だけを意識して腹式呼吸を行なってみてください。

少しずつ行っていくことによってイメージもできるようになるはずです。

ぜひ、横は膨らませてなかった・・・!という方は、今日からチャレンジしてみてくださいね!

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