歌を始めたあの場所へ

こんにちは三浦タカです
先日、妹の結婚式もあり地元札幌へ帰省
そのついでにライブやステージ営業も入れて結婚式の前に歌うお仕事をして、
新しいアルバムの音源も、1枚でも多く届けようと、走ってきました。
いつもこう、東京を活動拠点にしておりますと、そんなに長期帰省することもできないわけですが、
今回は少し長めに約1週間戻れたので、隙間で自分の出身中学校にもお邪魔してきたり。
振り返ると 僕の音楽キャリアは中学校のステージからでした。
学校祭で先生に『お前音楽一家の息子なんだから歌えるだろ』と言われたきっかけでやってみようと思ったのが始める理由でした。
よく言う 『モテたい』 とか『この音楽がしたい』 とかそういうのは全くなくて
先生の『うたってみろ』の言葉がきっかけで 『歌ってみた』ですから、
僕が、この時代の 歌ってみたの先駆者だったかもですね。
そのステージで歌った最初の歓声が忘れられません。
ど緊張で立ったステージ、照明が逆光になり、生徒のみんなの表情を見る余裕もない中、 体育館にいた約500人を超える生徒達の、歌い終えた後の黄色い歓声
知らなかった興奮と喜びを与えてしまったのが、全てのスタートだったんだなぁと。
そんな場所 三浦母校に帰る。
約23年ぶりに。
変わらない匂い変わらない作り、懐かしい記憶。
もう知ってる先生も1人もいないけど、 大切な時となりましたね。

声量とは
僕は中学を卒業し、 高校生の頃からボイトレを習い始めました。
高2〜20歳のプロ契約に至るまで、合計5名ほどの先生や、歌の先輩、約20名くらいにお世話になれるような環境を手にし、日々ご指導を受けてきました。
それはそれはそれぞれの先生や、先輩で大事にしてるところも違えば、得意なアプローチも違う中で、『あ、ここは同じこと言ってるな』とか、今となればわりと皆さん同じ所を見ながら話されてたなぁとか思うこともあったり。
発声については無知だけどこの先輩の歌が好きだなとか、そう言う人に複数人出会えたのも大きい時間でしたね。
諸説ありますが ある先生は 『声量』というワードが出ると それはアマチュア思考だからやめなさい。
発声学においては『声量』ではなく、『ひびき』と表現しなさいと言われたことがありました。
発声学において、声を響かせるということをベースにフォームや、共鳴などを学ぶわけで、確かにこれらの実現のためには『脱力』の重要性にも繋がるわけで、
『脱力』となるとどうでしょう? これはノンパワーなイメージがありませんか?
しかし『声量』となると、 これはパワープレイ的な思考になりませんか?
呼吸や軟口蓋を上げることや喉仏を下げて咽頭共鳴など、体を楽器として響かせる事への学びは学びであっていいのですが、
昔松山千春さんがHEY!HEY!HEY!かなにか、昔の音楽番組のインタビューで仰ってたことが、忘れられないので一つ紹介します。
『なんで千春さんはそんなに声がでかいんですか?』
千春さん 『俺はガキのころから海でも山でもいって大きい声で叫んだからなぁ、それが訓練になったんじゃねぇか』 と
現代の音楽指導においては、ボイトレは筋トレ的な側面を感じます。
そう考えていくと、この思考も一つ凄く大切なマインドだなと思うわけで、
東京に住んでると、 本当に本当に、大きな声を出したことがないんだなぁという子供達に会うことも多々あります。
なんだかなぁと感じます。
子供は叫んで大きくなるもんだと思ってましたからね。
どうか、皆さん、尊いですが、叫べる場所を確保してほしいなぁと、 できれば、自然の中であると最高ですよね。なんて思いました

自然
この記事を書いてる朝 津波警報が発令されてます。
自然災害はいつ来るかわかりません。
いつだって、少し対策をしつつも、 怖いですよね。
自然からさらに一つ話すと、 災害だけじゃなく 『自然』 どんな物事を考えるにもこの自然に逆らっては行いけないなと思うといいと思ってます。
不自然な行動には違和感があります。
自然の空気を吸って、 自然な景色を眺め、 自然とお腹が好いて、 自然に出来上がった恵みを頂き、
時々不自然な調味料も口にしてみれば、 そこでロックを覚えてみたり。
そんな時の口癖は『化学調味料バンザイ』とか言ってみてもかっこいいかもしれません。
現代はバランスです。いいものだけを体に入れることは困難です。
人生もそうです、合う人とだけ生きれるもんじゃありません。
人生の中に悪がいるから、正義が生まれるように、
僕はまた 自然を求めて、最近は天然塩を沖縄から取り寄せてるフェーズですw
無添加味噌を買うことも多いです。 deco立川の店舗近くの北嶋麹味噌屋さん。めちゃおすすめです。
そんなことが楽しくて、地方に行くとだいたいお土産は味噌なんですけどね、地域を盛り上げたいも込みで、 体に良いものをたまに食べてほしいものセットでね。
自然。 自然の中でのお風呂、露天風呂は最高ですよね。
雨が降ればどうあがいても濡れるので、傘をさして、雨日を楽しんで見たり、 暑い暑い夏と向き合い、寒い寒い冬と向き合い 怒ったって気温は変わらないならそれらを楽しんでさ、 その季節の食べ物を楽しんだり、
自然と歌いたいと思った時に歌って、
自然と歌いたくない時は無理をせず、
不自然なフォームにならないよう、
自然に出る音域で、
不自然な声をあまり出さないで、
時々わざとに不自然な音色を出してみて、自分の武器になったりならなかったり、
あまりに不自然なアプローチをすれば、それは喉が壊れたり、 自然に体は答えをくれる
自然に抗うと必ず、 破壊が起きたりするものです。
それをその時をしっかり考えて、壊れた自分を労って何が自分の自然なのかと、向き合いながら、繰り返さないように生きてみたり、また繰り返してみたり、 その全てを楽しんで生きていきたいものですよね。
なので、僕は、東洋医学派です。いや、バランスなので西洋の思考も入れつつ、 自然療法的思考を持つと、おのずと、その注射をどうしようかとか、そんな考えにもなっていくわけで。
なんでも世の流れを鵜呑みにするのではなく、 そもそも、僕らは呼吸をしてご飯を食べて寝て起きてお手洗いをして、生きる。
それだけで生きれますから基本。
元気な時に何かをする必要はないんですよ。そんな僕です。
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