風邪ひいた時は歌っていいの?

こんにちは!
DECO MUSIC SCHOOLの小笠原 桜子です👩🏻‍🚀🩰

暑い日が続きますね。
いかがお過ごしでしょうか?

夏を楽しむぞーっ!と張り切る気持ちと
その気力についていけない暑さ疲れ🥵

毎年そのギャップに苦しんでいましたが、
今年はうまくバランスが取れそうです✨

が、実は今月に入って久しぶりにガッツリ体調を崩しておりました💦
咳が長く続いたので7月の前半はずっと不調といった様子。

さらに、生徒さんの中にも体調を崩されてる方がチラホラ。

夏風邪って本当に厄介ですよね💦
お気持ちわかります😢

そこで今月のテーマ
・体調を崩した時も歌の練習を続けていいの?
・歌を休んでもすぐに元の状態に戻れる?

こちらを考える良い機会になりましたのでシェアさせていただきます!

風邪をひいても歌っていいの?🤧

鼻風邪の超初期は発声に関わる器官(喉頭、咽頭、口腔、鼻腔など)の表面がわずかに変化するので、人によっては歌いやすいと感じることがあるそうです。

あまりマネはおすすめしませんが、
唾を飲み込むのも辛いほどのどが痛いとき、
のどを締めずに開けてラクに歌う感覚をつかむために
わざと歌の練習をしていたこともあります。笑

いずれにせよ、風邪の初期や鼻詰まりのときでも
元気に歌う気力があるなら控えめな曲であれば歌っても問題ないと思います!

ただ、鼻詰まりが悪化していたり咳が止まらないときは経験上、歌わない方がいいです。
むしろあまり話さない方がいいです🙅🏼‍♀️

声帯が腫れている時はNG

私のかかりつけの耳鼻咽喉科の先生のお話では、
声帯が腫れるような症状がある場合は練習を止めましょう、とのことです。
声帯をさらに刺激しダメージを与えてしまうのだそうです⚡️

ただ、声帯が腫れているかどうかをジャッジすることはかなり難しいです。

ただの風邪と思わず、少しでも異変を感じたら耳鼻咽喉科で診察を受けてくださいね。

風邪のあとに歌い手が通常の発声ができるようになるまで、少なくとも10日はかかると言われています。

私は今、現役で舞台に立ってるわけではないので
風邪の症状が落ち着いたあとも長引く咳と
ゆっくり気長に付き合ってましたが、

もしもうすぐ本番を控えている、レコーディングの日程をずらせない、
そんな直前で風邪かも?と思ったら軽度でもすぐに!すぐに病院へ行ってください🏃🏼‍♀️🏃🏼‍♀️🏃🏼‍♀️💨

歌の練習サボってもバレない?

『1日休むと自分に分かり、2日休むとパートナーに分かり、3日休むと観客に分かる』

『1日休むと取り戻すのに3日かかる』

芸術やスポーツの分野でよく聞くこれらの名言。
さて、歌い手はどうでしょうか…?

ズバリ!
歌い手も病気でなければ毎日短時間でも発声はすべき

と、昔の歌の偉い人は言っています☝🏻 ͗ ͗
声を休ませておいてはダメだそうです😅

ストイックで気が遠くなりそうですがわたしもこれには賛成です。

お気づきの通り、
歌のポジション、当てるところ、響かせるポイント…
これらって本っ当〜にフワッとしたところにあって、やっと見つけた!ここだ!
と思っても次の日にはまた探すところからスタートするんですよね。

上達ってそれの繰り返しです。
回数を重ねて感度と精度を上げていくしかない

そしてこの偉い先生は「歌の筋肉の弾力性を保たなければならない」とも言っています。

1、2週間歌っていないと歌の筋肉は元に戻ってしまうので、
また1から調整が必要になります。

プロとそうじゃない人の違いはここにもあって
常に歌う準備ができているかどうか。

歌う前に毎回調整をかけないといけない人は
いつになってもプロにはなれません。

歌うための筋肉の弾力性と柔軟性を保つためにも
最低限長く練習を休むのは避けるべきです☝🏻

休むことも大切。

毎日練習!と散々言ってきましたが
もちろん休むこともとっても大切です😌

風邪は体からのSOSかもしれません。
しっかり体を休めてあげてください。

そして技術も大切ですが
人を感動させるのは心の部分です❤️‍🔥

歌うのが辛くなるほどすり減ったときは
少し離れて心を満たしてからまた始めましょう♪

まだまだ暑い日が続きますね!
夏風邪と熱中症対策バッチリしてボイトレ楽しみましょう🎐🩵

立川のボイトレスクール「DECO MUSIC SCHOOL」の無料体験レッスンはこちら!