ラップにおけるスピード感

ラップの技術的な話題を取り上げている流れで、今回はスピード感についてです。

ラップの上手さはいろいろあると思いますが、「上手い」と感じやすい要素の代表格かなと思います。

前提として

前提として、曲自体のスピード(bpm)の話ではありません。

調べればすぐ分かりますが、bpm150の曲もbpm95の曲もbpm70の曲もあります。

細かい話をすれば、同じスピード(bpm)でもリズムの打ち方や曲調の印象でラップの乗せ方も変わりそうですが、一旦置いておきます….。

ドンドンタンッ ドンドンタンッ みたいなシンプルで一定なドラムの打ち方をイメージしてください。

乗り方の話

一口にラップと言っても….. しかも同じスピードの曲に乗せるとしても…..

なんかリズムに乗ってる感じがしない、のっぺり、という場合、もちろんリリック自体の文字数の調整も必要かもしれませんが、試しに一文字一文字短く強めに区切って発音(発声)してみてください。

要はスタッカートですね。

一文字一文字は無理がある言葉も多いかと思うので実際には二文字や三文字の場合が多いかなと思いますが、区切れるところで短く強く!

言葉として区切りにくいものもあるのでその場合は試しにその部分だけハッキリ伸ばしてみましょう。

私はよんでいるブログ

「わたしはよんでいる ブログ」

「わたッ しはよんッ でいるッ ブログッ」

言葉を区切る時は、”止める”のではなく、”強く止める”のです。「ッ」を強調しましょう。

詰め込み方の話

あとは単純に文字数を増やしてみるというのもありますが、文字を増やすならリズムの詰め方、文字を置く位置、を変えないと増やせません。

僕の思う、すごいスピード感のあるラップ(詰め込み編)の達人の代表は…..

Kid fresinoさんとbenjazzyさんでしょうか

両者ともスイッチが入った瞬間から途切れることなく
なおかつスムーズに素晴らしいスピード感のラップをするな〜と思います。

文章だけでは難しいですね!

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